【ムエタイ】高校生・福田海斗、WPMF世界戦に挑戦

2015/03/01（日）UP
（最終更新：2015/03/02 11:33）

　現役高校生でありながらWPMF（世界プロムエタイ連盟）世界フライ級8位にランク入りしている福田海斗（キング・ムエ）が、3月17日（火・現地時間）タイ・アユタヤで開催される『スック ワン ナーイカノムトム』にてWPMF世界フライ級王座決定戦に出場することが決定した。

　タイを主戦場に活躍する福田は、2月5日ラジャダムナンスタジアムでのビックマッチ（vsペッダム戦）で勝利を挙げたばかり。近々、ラジャダムナンスタジアムのランキング入りも噂されている。福田は日本国内でのWPMF認定試合には出場していないが、これまでのタイ・香港・カンボジアなどでの実績が考慮され、世界王座決定戦への出場に抜擢されたという。

　対戦相手は、こちらもラジャダムナンスタジアムを主戦場とするノッパドーン・ペットプートン（カンボジア）。福田より一つ上の世界ランキング7位にランクインしている17歳。タイ同様の格闘技強国であるカンボジアのフライ級王者で、ここ最近の3試合はすべてラジャダムナンスタジアムのリングで3連勝している。

　両者は昨年11月1日（土）カンボジア・スヴァイリエン県で行われた興行『Cambodian Champ Vs International Champ Ⅱ』で対戦しており、この時はノッパドーンが僅差の判定勝利を収めている。福田にとっては、世界タイトル奪取に加え一度敗れた相手へのリベンジマッチとしても大いに気合が入る一戦だろう。

　なお、3月17日(火)の同興行は、同日の“ナーイ・カノムトム記念日（Nai Khanomutom and Muay Thai Day）”に合わせて盛大に開催される「ミラクル・ムエタイフェスティバル」の中で行われ、このイベントは毎年多くのムエタイファンやムエタイ関係者を集めて盛大に行われている。2011年には「太平洋アジア旅行協会（PATA）」からタイの文化を継承するイベントとして表彰されており、今年も多くの観光客が訪れる。

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ミラクル・ムエタイフェスティバル『スック ワン ナーイカノムトム』
2015年3月17日（火・現地時間）タイ・アユタヤ歴史公園内ランカーカオ寺院

＜決定対戦カード＞

▼WPMF世界フライ級王座決定戦　3分5R
ノッパドーン・ペットプートン（カンボジア/WPMF世界フライ級7位）
vs
カイト・ウォー・ワンチャイ（＝福田海斗/キング・ムエ/WPMF世界フライ級8位）