【K-1】野杁「ゲーオに圧倒的に勝つ」

2015/03/10（火）UP
（最終更新：2015/03/10 15:09）

　4月19日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～－55kg初代王座決定トーナメント～』。スーパーファイトでK-1 WORLD GP-65kg王者ゲーオ・フェアテックス（タイ）と対戦する野杁正明（K-1ジムEBISU小比類巻道場）のコメントが主催者を通じて届いた。

「ずっとゲーオ選手とやりたいと言っていて、オファーが来た時に『やっと来たか！』と思ったのが率直な感想です」と、ゲーオとの対戦を熱望していたという野杁。K-1でのゲーオの試合は「11月のトーナメントも1月のスーパーファイトも自分だったらこうするのにな、と思いながら見ていました」という。

　ゲーオの印象は、「試合の運び方や距離感がすごく抜群なんだと思います。必ず自分の距離で戦うし、今まで何百戦もやって経験も豊富だと思うので、相手がこう来たらこう来るというのを頭で考えながら戦っているんでしょうね」と評する。

　試合については、「短期決着はないと思いますね、2Rか3RにどちらかがKOで倒れるか。最低でもダウンは取って勝ちたいです。ギリギリの判定で勝って日本人びいきだと言われるのも嫌だし、判定で勝つならダウンを取って勝つ。圧倒的な試合内容で勝ちたいです」と言い、「（1月大会のゲーオvs木村ミノルは）お客さんからは『ドローでもよかったんじゃないか？』や『延長戦が見たかった』という声もあったと思うので、僕はKOで勝つか、試合が終わった時に野杁の判定勝ちだろうと思われるような内容で勝ちたいです」と完全決着を狙う。

　vs日本人無敗のゲーオに勝ち、歴史に名を残すと意気込む野杁は「11月にトーナメント、1月にスーパーファイトが行われて、今K-1では65kgが一番盛り上がっている階級だと思っているので、ここまで盛り上げてくれた選手たちには“おつかれさま”という感じですね。やっぱり主役やヒーローは遅れて登場するものじゃないですか。僕が一番の主役だよって言いたいですね」と、主役の座を奪い取ることも宣言した。

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