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【新日本キック】江幡、ラジャ王者ともにKO宣言

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2015/03/14(土)UP

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▲ダブルタイトルマッチで対戦するラジャダムナン王者フォンペート(中央右)とWKBA王者・江幡睦(中央左)はともに計量をクリアー

 3月15日(日)東京・後楽園ホールで開催される『MAGNUM 37』の前日計量&会見が、14日(土)都内にて行われた。

 メインイベントのラジャダムナンスタジアム認定バンタム級&WKBA世界バンタム級ダブルタイトルマッチで対戦するラジャダムナン王者フォンペート・チューワッタナ(タイ)は53.20kg、WKBA王者・江幡睦(伊原道場)はリミットの53.4kgで計量をクリアー。

 両者はこれまで3度対戦しており、2010年7月の初対決では江幡が右ストレートでダウンを奪って判定勝ち。2度目は2013年9月、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座決定戦で激突し、前半は圧倒的に攻めた江幡だったが、フォンペートのヒジ、左右ミドル、首相撲で中盤から失速して判定2-1で敗れた。3度目の対戦となった昨年9月の大会では、手数で上回った江幡が判定勝ちを収めた。

 4度目の対戦を前にフォンペートは「江幡はとても強く、速くてパンチが重いので油断できない相手」と警戒する。これまでのタイトル戦とノンタイトル戦を比べると、明らかにフォンペートは試合に向けての仕上がり具合が違っており、「前回はノンタイトル戦、54.0kg契約で普段よりも重い体重で臨んだのでいい動きではありませんでした」という。

「今回はベルトが懸かった試合なので気持ち的に全然違います。タイ人以外にベルトを渡したくないので、いつもと比べて練習量は多くなりました。必ずベルトはタイに持って帰ります。2Rまで様子を見て最後にヒザでKOします」と自信満々にKO宣言。

 対する江幡は「今回の試合に向けてたくさん練習してきました。最後に、ラジャのベルト、そしてWKBAのベルトを同時に手にしたいと思います。アグレッシブなファイトでKOしたいと思います」とベルト奪取を誓う。

 なお、今回の一戦はダブルタイトルマッチとなり、審判団について新日本キック・伊原信一代表は「キックボクシングの起源はムエタイです。ムエタイに礼を尽くしたいので、日本の方からジャッジを出すことはありません」と説明。これまでと同じく、ラジャダムナンスタジアム公認の審判団が試合を裁くことになる。

 また、第10試合の日本ミドル級王者・喜多村誠(伊原道場新潟支部)vsペットーン・キャリーボーイ(タイ)の一戦は、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級ランキングマッチとして行われることが発表された。

この会見の写真(全68枚)はこちら
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