2015/03/23（月）UP
（最終更新：2015/03/24 11:25）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲-55kg初代王座決定トーナメントに出場する日本人4選手ら

　4月19日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～－55kg初代王座決定トーナメント～』に向けた公開イベント「『K-1 WORLD GP 2015』4.19代々木決戦・大決起集会!」が、3月22日（日）J:COM Wonder Studio 東京スカイツリータウンR・ソラマチイーストヤード5Fにて行われた。

　4・19代々木大会に出場する選手たちが続々と姿を見せ、ハビエル・エルナンデスと対戦する初代K-1-60kg王者・卜部功也（チームドラゴン）は「チャンピオンになって初戦が大事。守らずに攻めて、みなさんがワッと驚くKOを見せたい」と意気込みを語った。

　次に-55kg初代王座決定トーナメントに出場する日本人4選手＝武尊（チームドラゴン）、瀧谷渉太（KSS健生館）、寺戸伸近（Booch Beat）、大雅（TRY HARD）がずらりと勢ぞろい。

　武尊は「全試合KOでチャンピオンになる。他の日本人3人はライバルだと思っていないので、外国人選手に上がってきてほしい」と言えば、大雅も「誰が見ても圧倒的に自分が一番強いところを見せて優勝する。優勝しか考えていないので他の選手には興味ない」とキッパリ。

　寺戸は「今までK-1には55kgがなかったけれど、自分はずっとK-1に出たいと思っていた。強豪が揃ったトーナメントで激しい試合をしてベルトを獲りたい」とベテランらしい言葉を口にする。

　その中でも異彩を放っていたのが瀧谷。開口一番、今朝見てきたというアニメ『ドラゴンボール改』について熱弁すると「大会当日、僕がピンチになったら…みんなオラに元気を分けてくれ！」と孫悟空ばりに絶叫。K-1公式サポーターとして出席した関根勤さんも「…いい！　1人くらいこういう選手がいた方が面白い」と笑顔で瀧谷の背中を押した。

　続いてスーパーファイトに出場する野杁正明（K-1ジムEBISU小比類巻道場）、左右田泰臣（シルバーウルフ）、HIROYA（TRY HARD）の3人。待望の新生K-1初参戦でK-1 WORLD GP-65kg初代王者ゲーオ・フェアテックスと対戦する野杁は「早く試合がしたくてワクワクしています。65kgのスーパーファイト3試合はどの試合もメインを食う試合になると思います。65kgがK-1の主役だというところを見せたい」と語る。

　久保優太との“65kg日本一決定戦”に挑む左右田は「久保選手は僕が若手の頃から活躍していた選手ですが、次の試合でそれをひっくり返します。そして65kgのスーパーファイトでレベルの違う内容の試合を見せて、K-1は65kgだというところを見せたい」と宣言。木村“フィリップ”ミノルと対戦するHIROYAはトレーナーのノッパデッソーンと迫力十分のミット打ちを公開、「体重も落として、いつも以上にいい状態です。木村選手の穴は見えているので、そこをしっかり突いていきたい」と木村撃破を誓った。

　そして野杁・左右田・HIROYAと入れ替わる形で、久保＆木村のFighting Kairos勢が登場。スペシャルゲストとして、空手経験者でFighting Kairosでキックの練習を積んでいる、吉本興業所属の芸人、ライセンス藤原一裕さんも応援に駆けつけ、軽快なトークを展開した。