【ニュース】ヒョードルがK-1・ZSTに選手派遣、GSAとの協力を発表

2015/04/19（日）UP
（最終更新：2015/04/20 03:15）

　第2代PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア）が4月18日（土）東京・大久保にある格闘技ジムの複合施設GENスポーツパレスにて記者会見を行った。

　会見には4月にGENスポーツパレス内に開校したGSA（GENスポーツアカデミー）のチェアマンに就任した上原譲氏が同席し、「ヒョードルさんはかつてRINGSで同じ時間を過ごしたことがあり、GENスポーツアリーナがある場所は旧スポーツ会館で、ヒョードルさんも来日時に練習していた場所です。そういった縁を感じて来日を要請しました」とヒョードル招聘の理由を説明。

　今後、GSA内にサンボクラスを新設する意向を明かし「ヒョードルさんと協力してコーチや選手を呼んだり、セミナーも開催していきたい」とのこと。またヒョードルは明日のK-1代々木大会を視察する予定で、K-1、そして上原氏が代表を務めるZSTにヒョードル推薦選手を呼ぶことも計画中。

　上原氏は「K-1さんは7月にも大会がありますし、11月21日にK-1さん、22日にZSTと大会が重なっています。そこにロシアの選手が出る可能性が高いですね」と話している。

　ヒョードルは会見で「また日本に戻って来ることが出来て嬉しい。こうしてまた素晴らしいジムを訪れることが出来て嬉しいです」と挨拶。

　現在はロシア・スポーツ省の大臣補佐・相談役の仕事をこなし、格闘技全般を世界中に広める活動をしているヒョードルは「色々と計画はあるけれど、これからはこのアカデミーでスポーツ推進のための取り組みをやっていきたい」と、サンボのコーチ・選手の派遣について語った。

写真＝（C）GENスポーツマネジメント