【UFC】日本人初の世界王座獲得に挑む堀口に桜庭がエール
WOWOWが提供するエンターテイメイント深掘トークネット番組「WOWOWぷらすと」で、「UFC井戸端会議」が放映された。番組には、UFCタイトルマッチに挑戦した日本人のひとり“世界のTK”髙阪剛、PRIDEなどで活躍した人気格闘家の桜庭和志、元DEEPライト級王者で現UFCファイターの菊野克紀らが出演。
開設10年目を迎えた髙阪剛オフィシャルジム「ALLIANCE」にて出張収録が行われ、各選手の必殺技解説、10年間の思い出、そしてUFC王者に挑戦する堀口恭司のUFCタイトルマッチへ向けた期待などを語った。
番組では、ゲストたちが“必殺技”を実演し、桜庭は得意のアームロックを披露。技をかける途中で「えーと…」と考え込むなど、会場の笑いを誘ったが、見事にクラッチを外して腕を取り、ねじって決める流れを解説した。
菊野は自身の必殺技でもある『三日月蹴り』のポイントを説明。「筋肉を蹴っても効かないので、相手のみぞおちや肝臓など急所を刺すように蹴るんです」とコメントした。さらに後半には新しい必殺技として、菊野が現在考案中の突き技を「菊(キク)ドン」と命名。
番組最後には、4月26日『UFC186』にてUFC世界フライ級タイトルマッチで王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦する堀口恭司に関して、髙阪は「日本人として初めてベルトを巻くところにたどり着いて欲しい。でも、相手は同じ試合を2回しない読みづらい選手。試合後半になってくるとギアをあげてくるので、長期戦になったら強い。ワンチャンス・ワンパンチが大事になる」と試合展開を予想。
そして桜庭は、「日本人チャンピオンが出ていないことが悔しいので、頑張って欲しい」とエールを送った。日本人初のUFC王者という快挙を目指す堀口。世紀の瞬間となる『UFC186』が見逃せない。
◆髙阪コメント
タイトルマッチを組んでもらったプレッシャーで良い試合ができなくなる選手もいますが、堀口選手はそういうのはないと思う。勝ちにこだわる試合をしたらエキサイトな試合になると思うし、そうすれば日本人選手に対する評価もあがって後につながる。プライドを持って頑張って欲しいと強く思います。
◆菊野コメント
堀口選手の空手のスタイルは独特で対応しづらいし、体も強い。何より、UFCチャンピオンになって当たり前と思っている、そのメンタルがすごい。それはもう、気持ちの強さというより才能。僕も今後の目標は、UFCチャンピオン。そのために、負けた前回の試合の反省を活かして、すべてを向上させていきたいと思っています。
◆桜庭のコメント
総合は判定じゃなくて、一本勝ちをどう狙っていくか。“おもしろい試合”をして結果を残して欲しい。空手独特の距離感や軌道の読めないパンチやキックは武器になる。タイトルが頭のすみに出てくると堅くなってしまうので、自分をコントロールして普段通りにやってほしいですね。
「生中継!UFC-究極格闘技- UFC186 in カナダ 堀口恭司、日本人初の王者なるか!」
2015年4月26日(日)午前11:00~[WOWOWライブ]※生中継
<主な対戦カード>
▼UFC世界フライ級タイトルマッチ 5分5R
デメトリアス・ジョンソン(アメリカ/王者)
vs
堀口恭司(KRAZY BEE/挑戦者)
▼ミドル級 5分3R
マイケル・ビスピン
vs
CB・ダラウェイ
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