【レスリング】3位の山本アーセン「意味のある負け」
4月25日(土)、26日(日)神奈川・横浜文化体育館で開催された『JOC杯ジュニアオリンピック』に出場した山本アーセン(GSA/ハンガリー・バビロン高校)の一夜明け会見が、27日(月)所属するGENスポーツアカデミーにて行われた。
アーセンはミュンヘン五輪のグレコローマンレスリング57kg級7位の山本郁榮氏を祖父に持ち、母は女子フリースタイルレスリング世界王者3回の山本美憂、叔父はUFCで活躍する総合格闘家・山本“KID”徳郁、叔母も女子フリースタイルレスリング世界王者4回の山本聖子。4歳でレスリングを始め、2013年世界カデット選手権(16・17歳)グレコローマンスタイル69kg級で優勝するなど活躍している。
グレコローマンスタイル66kg級の準決勝で敗れ、3位に終わったアーセンは「勝つ気満々で行ったが、そうは行かなかった。心の弱さが出たと思います。負けたから得られるものもありましたし、意味のある負けでした。これをバネに勝っていきたいと思います」と再起を誓う。
美憂は「負け自体に意味があるもの。自分のモノにして頑張って欲しい」とエールを送り、郁榮氏も「試合には負けたが勝負は互角以上だった。(アーセンは)日本選手のトップクラスの物を持っているし、まだ身に付けられる技術があるので次回までにそれらを身に付けさせたい」という。
今回優勝を逃したことで、6月に行われる全日本選抜選手権の出場資格を逃したアーセンだが、日本レスリング協会強化委員会の推薦で出場の可能性もあり、「誰も寄せ付けない状態にして臨みたい」とした。
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