【ボクシング】ボンバー三浦「結果的にKO」

2015/04/29（水）UP
（最終更新：2015/04/30 11:11）

　5月1日（金）東京・大田区総合体育館にて開催される『ダイヤモンドグローブ・スペシャル』の記者会見が、4月29日（水・祝）都内にて行われた。

　4度目の防衛戦に臨むWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司（帝拳ジム）と、挑戦者の元IBF世界フェザー級王者でWBC世界スーパーフェザー級7位ビリー・ディブ（オーストラリア）は対照的な姿を見せた。

　三浦は「コンディションはいつも通り順調。いつも通り冷静です」と、前を見つめて表情はほとんど変えない。「（ディブは）元チャンピオンでいい選手だと思う。いい試合になる」と言い、「結果的にKOになればいい。豪快に行ければいいが、そこだけを狙わず勝利優先で」と、3連続KO防衛にはこだわらないとした。

　また、勝利のポイントとして「自分のパンチがどれだけ当たるか。そこには自信がある」とした。“ボンバーレフト”と称される左強打の炸裂なるか。

　一方、ディブはカメラに向かって笑顔やVサインを振りまき、陽気に振舞う。「三浦は勇ましいファイターだ。私はチャレンジャーとして来たが、チャレンジャーとして帰るわけではない。チャンピオンになって帰る」と王座奪取を宣言。

　写真撮影では自ら三浦に歩み寄り、フェイス・トゥ・フェイスでにらみ合いを展開。すぐに笑顔を見せたが、三浦は厳しい表情を崩さなかった。

　ディブのトレーナーは「今までと違う練習をしてきたので、今まで見たことがないディブを披露出来る。三浦は驚くこともあるだろう。リングの上で何が起こるか、楽しみにしていて欲しい」と不気味な予告をした。

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帝拳プロモーション/三迫プロモーション
「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」
2015年5月1日（金）東京・大田区総合体育館
開場16：00　開始17：00 

＜主な対戦カード＞

▼WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ　3分12R
三浦隆司（帝拳ジム/WBC世界スーパーフェザー級王者）
vs
ビリー・ディブ（オーストラリア/元IBF世界フェザー級王者、WBC世界スーパーフェザー級7位・挑戦者）

▼ミドル級　3分10R
村田諒太（帝拳ジム/WBC世界ミドル級7位）
vs
ダグラス・ダミアオ・アタイデ（ブラジル/WBO世界ミドル級14位）

▼スーパーフライ級　3分8R
八重樫東（大橋ジム/WBC世界ライトフライ級5位）
vs
ソンセーンレック・ポスワンジム（タイ）