【ムエタイSF】梅野、他との違いを見せる
5月10日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催の『Wanchai+PK MuayThai Super Fight』に出場する、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治(PHOENIX)のコメントが主催者から届いた。梅野はセミファイナルで、ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位ムアンタイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)と対戦する。
梅野は4月19日ディファ有明で開催された『WPMF JAPAN × REBELS.35』にて、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王座に挑戦するも惜敗。わずか3週間のインターバルで、ムエタイ2大殿堂の両ランキング1位の強敵と激突。
「話が来たのはタイトルマッチの前だったけれど、次にムアンタイというランキング1位の選手とやったらどんな試合が出来るのか。やったら自分の力を確認できるし、レベルも上げられると思ったんですよ」と、試合を受けた理由を語る。
「タイだったら、(メジャースタジアムでは次の試合までに)3週間の間隔を空けないといけないことになっているけれど、昔だったら2週間に一度みたいな感じでやっている選手もいた。タイ人トレーナーからは2日連続で試合をしたという話を聞いたこともあります。タイ人が出来るなら、自分にも出来るんじゃないか。結果的にそうすることで、タイ人はどんどん強くなっていますからね。それに他の日本人選手は3週間の間隔で試合をやらないので、差をつけられるという思いもありました」
タイトルマッチ後は3日間休み、4日目から走り始め、5日目からは練習を再開したという梅野。対するムアンタイも5月1日にタイ・サムイ島で強豪セクサン・オー・クワンムアンと激突。判定負けを喫している。
「しかも、セクサンのヒジで切られているんですよね。結構切られたと聞いているので、試合中に僕のパンチを受けていると傷口が開いてしまうんじゃないですかね。ケガをしているからそこを狙わないかと言ったら狙う」と、容赦なく傷口を狙う宣言。
それでも、「圧力は相当なものだと思う。ヒジも相当強い。とくに組んだ間際の左の縦ヒジには注意したい。(首相撲で)ロックしても関係なしに力任せに打ってきますからね」と警戒することは忘れない。
「僕と周りの選手の違いを名古屋の人たちにも分かってもらいたい。そして、日本にもタイのトップとやっても技術で渡り合える選手がいることを知ってほしい」と、名古屋初見参となる梅野はファンにメッセージを送った。
・【試合動画】梅野がWBCムエタイ世界王座を獲得
・【試合動画】梅野が欧州のキックボクサーと初対決
・【試合動画】梅野vsゲーオ・フェアテックス
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