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【ムエタイ】伝説の戦士がプロムエタイ協会役員入り

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2015/05/22(金)UP

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▲52歳になったサーマート氏が競技としてのムエタイ普及に努める

 80年代に大活躍したムエタイ戦士サーマート・パヤックアルン(パヤクァルンとも表記される)が、5月13日(現地時間)にバンコクで開催されたタイ国プロムエタイ協会の定例会議にて、タイ国プロムエタイ協会の役員に就任した。

 サーマートは得意のヒジ打ちでムエタイの4冠王となり、ボクシングに転向後はWBC世界スーパーバンタム級王座を獲得。“天才”の名をほしいままにし、現役引退後はその端正なマスクを活かして俳優や歌手としても活躍した。

 近年では芸能活動を休止し、ポップティーラタムジムを開設。後進の指導にあたり、デッリット・ポップティーラタム(前WPMF世界ウェルター級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級2位)やサックソンクラーム・ポップティーラタム(元オムノーイスタジアム王者、Weber杯トーナメント優勝、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級2位)らを輩出している。

 タイの若者を中心とした、昨今のタイ国内でのフィットネスとしてのムエタイブーム。そんな中、テレビなどのメディアで、現在のムエタイ競技に関して問題提起するなど、著名人であるがゆえにその発言が注目され、多くのメディアでその発言が取り上げられたことなどから、競技を統括するプロムエタイ協会への加入を関係者らから勧められ、今回の就任へとつながった。

▲定例会議に出席し、他の協会幹部、役員らと

 かつて強豪選手だった元ムエタイ選手が、競技の監督を担う協会中枢へ参入するケースは非常に稀であり、その知名度を巧く活用し、今後は各方面へムエタイ競技普及へ向けての活動、手腕が期待される。

 また、サーマート氏は、ムエタイ・ボクシング選手OBから構成される「ナーイカノムトム・ポステリティ会(OBクラブ)」の代表にも就任している。

写真・記事提供/イングラムスポーツ 

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