【ボクシング】元キックボクサー久保賢司、負けたら引退
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8月21日(金)東京・後楽園ホールで開催される『第97回ダイナマイトパンチ』にて、久保賢司(角海老宝石ジム)vs日本バンタム級15位・高橋竜平(横浜光ジム)が決まった。
久保は2011年11月23日、Dykiを破って第3代RISEバンタム級王者となり、翌年9月にプロボクシング転向を表明。11月にデビュー戦を行い、いきなりWBA世界バンタム級ランカーで亀田興毅が持つ同王座に挑戦したノルディ・マナカネに判定勝ちを収めた。
しかし、その後は思うように勝ち星を伸ばせず、現在の戦績は5勝(2KO)3敗。昨年11月、田村亮一にTKOで敗れて以来の再起戦となるが、久保は重大決意を固めた。今回の試合に敗れれば、その場で即、引退するという。
久保はその理由を自身のブログで次のように書いている。
「僕は以前このブログで、2015年12月31日を期限とし、その日を迎えた時に、今後この世界で成功を掴む為の明確な道が見えていなかった時はキッパリと諦めて引退すると発表しました。
その期限の日まで残り半年となり、残されたチャンスは2試合だと思います。
そこで、もしも次の試合に負けるような事があれば、その後の最後の1試合に勝利したとしても、この世界で成功を掴む為の明確な道を切り開いたとは言えません。
生半可な気持ちで最後の勝負を宣言した訳ではないので、これぐらい厳しいノルマを課せないと意味がないと思い、この決断に至りました」
対する高橋は3戦目に初勝利を挙げると、その後は6連勝。2014年の全日本バンタム級新人王も獲得し、戦績は6勝1敗1分。
引退を懸けた日本ランカーとの勝負に、久保は「全力を尽くして勝利を掴み取りに行く」と宣言している。
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