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【パンクラス】元プロボクシング日本1位・三浦広光が復帰

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2015/06/16(火)UP

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▲三浦(中央)がパンクラスで復帰。左は酒井パンクラス代表、右は前田リングス代表

 8月9日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 269』の記者会見が、6月16日(火)都内にて行われ、前田日明が代表を務めるリングスから三浦広光(SAMURAI SWORD/RINGS)の参戦が発表された。

 三浦は柔道で正力杯-81kg級ベスト8になるなど活躍し、2004年にMMA(総合格闘技)に転向。その後、前田日明リングス代表がプロデュースした格闘チームSAMURAI SWORDの一員として『HERO’S』に参戦。アメリカの団体WECでは世界タイトルマッチに挑戦するなどレギュラー参戦していたが、2009年にプロボクシングの新人テストを受けて合格、プロボクサーに転向した。

 デビュー戦はラスベガスで行い、ラスベガスを中心にアメリカで5戦を行い全勝。

 2011年には日本スーパーミドル級1位にランキングされ、2012年にはデビューから9戦無敗でOPBF東洋太平洋スーパーミドル級王座に挑戦したが、TKOで敗れ王座獲得はならず、この試合を最後にボクシングを引退。通算戦績は9勝(4KO)1敗。

 その後はリングから離れていたが、前田から声を掛けられ、「断る理由がなかった」(三浦)とMMAでの復帰を決意。8月9日大会で10年ぶりにパンクラスに参戦する。対戦相手はパンクラスで3勝2敗のKAZZ(GRABAKA)。

 三浦は「やるからにはパンクラスでチャンピオンになってUFCで海外にもう一度挑戦したい。以前は打撃が苦手でしたが、ボクシングでそれを克服したのでMMAに活かせると思います」とUFC出場を目標に掲げ、「日本なら負けることはないと思う。それくらいの力はある」と自信をのぞかせた。

 三浦をパンクラスに推薦した前田は、「本格的なボクシング技術を応用したMMAの選手はまだいない。それが楽しみ。パンクラスに留まらず世界のベルトを狙って欲しい」と、エールを送った。

<追加決定カード>

▼ウェルター級 3分3R
三浦広光(SAMURAI SWORD/RINGS/元プロボクシング日本スーパーミドル級1位)
vs
KAZZ(GRABAKA/2013年ネオブラッドトーナメント・ウェルター級優勝)

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