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【K-1】渡部、大番狂わせ起こすため出る

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2015/06/19(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲重い蹴りをミットに叩き込み、ジムに快音を響かせた渡部

 7月4日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP IN JAPAN』で、-70kg初代王座決定トーナメントに出場する元WPMF日本ウェルター級王者・渡部太基(Golden Globe)の公開練習が6月19日(金)都内にて行われた。

 渡部はパンチ&キックのミット打ちを1R披露。特にミドルキックでは、近くて見ているこちらの鼓膜が痛くなるほどの快音を響かせた。

 普段は67~68kgで試合を行っている渡部だが、今回は70kg級に初挑戦。「体重を増やしたことで、久しぶりにパンチを打って手首を痛めました。パンチ力が上がっていると思いますね」と、パンチも蹴りもパワーアップを感じているという。

「一度80kg近くまで増量して76~77kgくらいでハードに動いてみたんですが、動きが鈍かった。それで67kgくらいまで戻したら動きが戻ったので、今は74~75kgくらいに節制しています」

 1回戦で対戦するWMTAベネルクス70kg級王者ジョーダン・ピケオー(オランダ領キュラソー島)については、「デカいしパワフルで強いけれど、俺はやってみないと強いか弱いかを判断しない。ガンガン来るのでどっちかが倒れるような試合になると思います。倒せる自信はあります。パンチでも蹴りでもとにかくKOする」とKO宣言。

 ジムの先輩にあたる“野良犬”こと小林聡の特訓も受けている。「ミット打ちを3分5R、インターバル30秒でやるんですが、5Rを超えるとインターバル無しでぶっ続けでミットをやるんです。小林さんが終わりと言うまでやるので、いつ終わるか分からない。12~13分は休まず動いています」

 渡部はトーナメント出場選手に欠員が出たため、リザーブファイトからの繰り上げ出場。もし優勝すれば大番狂わせとなるわけだが、「それを起こすために出場する」と渡部は言い放った。

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