【JTAテコンドー】愛川ゆず季、12年でようやく黒帯に
6月21日(日)東京・大田区の日本テコンドー協会本部にて愛川ゆず季の黒帯取得会見が行われた。
18歳で上京とほぼ同時にテコンドーを始めた愛川。入門のきっかけは「五輪に出て有名になるためです。当時、テコンドー女子の競技人口が少ないと何かで見て、これはテコンドーしかない」と即入門。
幼少の頃からバレエを習っていたため、体の柔らかさと体軸ができており、上達も早かった。しかし入門からしばらくすると渋谷で現事務所からスカウトされ2003年に芸能界入り。グラビアアイドルとなり、仕事の多忙さとアザをつくるのが厳禁なため、練習へはなかなか行けない日々が続いた。
2010年にはプロレスデビュー。テコンドーで身につけた踵落としを”ゆずポンキック”と命名し必殺技に。テコンドーでもパワーが増し審査では2階級の進級も。プロレスは2013年4月まで続け引退。
「プロレスを引退してテコンドーもやめようかと悩みました」という愛川だったが、せっかく始めたんだから黒帯まで取ろうと決意。昨年5月、黒帯の一歩手前の茶色帯(1級)に。それから3ヶ月に1度の黒帯への昇段審査を受けるも落ち続け、今年3月28日の昇段審査でようやく合格。4月21日に合格が通知されたのだという。
「審査は型、約束組手、板割り(飛び横蹴り、飛び後ろ横蹴り、飛び後ろ回し蹴り、飛び踵落とし蹴り)、そして論文があって、これが講義も受けて大変でしたね。論文は心と体の健康について書きました。決してお見せできる内容ではないんですが(笑)何とか合格できました。苦節12年もかかりましたね。私は特別運動神経が良いわけでも頭が良いわけでもありませんが、諦めず頑張れば達成できるという希望にしてほしいです」と喜びを語った。
会見では踵落とし蹴りでの板割りや横蹴り、後ろ蹴りでのミット打ちなどを披露。黒帯となり、更にスピードとキレが増した。
今後の目標としては「オリンピックに!と言いたいところですが、型の大会に出ることや将来は子供に教えたいですね」と微笑んだ。
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