【テコンドー】笠原が復帰、岡本がヘッドコーチに
6月26日(金)都内にて全日本テコンドー協会の記者会見が行われ、ロンドン五輪テコンドー女子49kg 7位の笠原江梨香とシドニーオリンピック銅メダリストの岡本依子が出席。笠原が現役復帰、岡本がリオ五輪に向けて女子テコンドーのヘッドコーチに就任したことが発表された。
2年半ぶりに復帰を決意した笠原は「社会人では競技を続けていくことは出来ないと思っていたのですが、ゴールドジムで働きながら競技をやっている人がいて、両立しながら出来るんじゃないかと思いました。自分も働きながら競技(選手として活動)する環境を作りたいと思いました」と語る。
今後は、2016年に開催されるリオ五輪出場を目標にしていき、練習環境を確保できるようにゴールドジムと調整中だという。笠原は「岡本さんにも色々と指導をしていただきたいと思います」といい、岡本は「選手経験を活かしてサポートしていきたいと思います」と笠原のバックアップを約束した。これから復活を目指す笠原にとって、岡本は心強い味方といえるだろう。
しかし、2年間休んでいた笠原が日本代表に選ばれるには険しい道が待っている。全日本テコンドー協会・金原 昇会長は「笠原さんは過去に五輪に出場した実績は大きいのですが、今は一般人と同じ立場。長くても半年以内に、リオ五輪への選考大会で活躍(=優勝)していただくことが条件」だという。
それでも金原会長は、「来月には韓国でコリアオープン国際大会が開催されるので、以前の感覚を取り戻してもらいたい。笠原さんにはリオだけでなく、東京五輪を目標にして頑張ってもらいたい」と笠原に期待を寄せた。
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