【シュートボクシング】ザカリア、グランダーまさかの欠場
8月22日(土)東京・大田区総合体育館にて開催されるシュートボクシング30周年記念大会『SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY“CAESAR TIME!”』。
今大会で 11年ぶりに行われるシュートボクシング(以下SB)の世界タイトルマッチ「SB世界スーパーライト級王座決定戦」は、4選手によるワンデートーナメントで争われるが、出場が決まっていたSB世界スーパーライト級2位ザカリア・ゾウガリー(Melvin F&F)とKing of Kings -65kg級王者マサロ・グランダー(Mike’s Gym)の欠場が発表された。
ザカリアは8月18日(月)に、オランダ・アムステルダムでジムに向かうバイクを運転中に車との接触事故を起こし、病院へと搬送された。幸い大事には至らなかったものの、背中から腰にかけて強打しており頸椎および脊髄損傷の疑いがあるため、ドクターストップ。
ザカリアの兄によると、ザカリアはこのSBの世界タイトルを賭けたトーナメントへの並々ならぬ想いから、ドクターに試合への強行出場を嘆願するも許可は下りず、来日不可能となったという。
ザカリアに代わり、トーナメント1回戦でタップロン・ハーデスワークアウト(タイ)と対戦するのはオランダ・マイクスジムのクリス・バヤに決定。バヤはKOK WORLD GP 8人トーナメント2014王者で、戦績は13勝4敗。
また、同トーナメント1回戦で鈴木博昭(ストライキングジムAres)と対戦を予定していたグランダーは、来日して記者会見場にも来ていたが、契約に関して調整が必要と見られる事項があることが他団体より指摘され、契約内容の見直しのため欠場することとなった。
グランダーの代替選手として、トーナメントにはポーランドのラファエル・ドゥーデックが出場する。
■ザカリアのメッセージ
「日本のファンの皆さん、今回は私の不注意で試合に出場することができなくなり誠に申し訳ありませんでした。SBは、今のライフワークですしこのタイトルは私が獲るために用意されたモノだという自負がありました。絶対に獲らなければいけないという使命感を持って日々のトレーニングに励んでいました。しかし、このような結果になってしまった自分の不運を呪います。今回はだれが獲るか分からないけど必ず早く復活して、そのベルトを本来持つべき人の元に取り戻すから待っていてください。今回は本当に申し訳ありませんでした」
■グランダーのコメント
「今回は出場できなくなり、ファンのみなさんには本当に申し訳なく思っています。出場できなくなった理由は僕自身にはわかりません。今日、飛行機から降りたところでトレーナーからメッセージが入っていました。僕としては、またチャンスがもらえるならSBでも戦いたいと思っています」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】