【IGF】152kgの巨漢バーネットが8km泳ぐ
8月29日(土)東京・両国国技館にて開催される『INOKI GENOME FIGHT 4』で、スーパーヘビー級トーナメント『IGF WORLD GP』に出場する外国人選手が、27日(木)都内IGF道場にて公開練習を行った。優勝賞金は1,000万円、4月の両国大会にて8名により1回戦が行われ、勝ち上がった4名により今回準決勝が争われる。
その巨体からは想像も出来ない身軽さで二回転蹴り、後ろ回し蹴りを繰り出し、1回戦ではエミル・ザハリヴ(ブルガリア)に後ろ蹴りで2R2分58秒、TKO勝ちしたクリス・バーネット(アメリカ)。身長176cm、体重152kgの巨漢で、トーナメント優勝候補の呼び声も高い。ミット打ちではスピーディーなパンチのコンビネーションを披露した。
今回は「水泳をたくさんやってきた」とバーネット。「呼吸法を学ぶためだ。MMA(総合格闘技)も水泳と一緒で、戦っている最中に上手く呼吸しないといけないからね」とその理由を語る。10メートルを30秒台で何度も泳ぐ水泳トレーニングのほかに、約7~8キロメートルを泳ぐ持久系の水泳トレーニングもやってきたという。
しかし、それによってダイエットしたということはなく、「今回の相手はパワーリフター系なので、持ち上げられないようにむしろ体重を増やしてきたよ」と笑う。
今回対戦するオリィ・トンプソン(イギリス)については、「全体的にバランスの取れたいい選手だ。ボクシングも出来るし、パワーもある」と評するが、トンプソンが「バーネットは自分より実力が下の選手とばかりやっている」と言ったことを伝え聞くと、「彼よりトラビス・ビュー(UFC、PRIDEなどに出場した79戦63勝の選手。2014年8月に対戦してバーネットがTKO勝ち)の方が強いと思うがね」と一蹴した。
「僕は海の真ん中でサメに囲まれた船に乗っていても平気な性格」だと緊張や不安は全くないと言い、「このトーナメントで優勝して賞金もチャンピオンベルトもいただく。いただけるものは全ていただくよ。9月に2人目の子供が産まれるから、子供の教育にお金をかけたいし、家も欲しいんだ」と語った。
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