【K-1】松倉、精神面に敗因を見つける
9月22日(火・祝) 東京・後楽園ホールで開催される『K-1 WORLD GP 2015 ~SURVIVAL WARS~』のスーパーファイトで、ティエン・シン(中国)と対戦する松倉信太郎(TRY HARD)が、9月8日(火)所属ジムにて公開練習を行った。
松倉はシャドーボクシングを3分1R、続いてノッパデッソーン・トレーナーと3分1Rのミット打ちを披露。パンチと蹴りをバランスよく繰り出していった。松倉はノッパデッソーン・トレーナー指導のもと、朝・夜の1日2回、厳しい練習を続けてきたという。
国内-70kgのエース候補として期待され続けている松倉だが、今年に入ってKrushで2連敗と結果を出すことが出来ていない。それは精神面に敗因があったと考えている。
「いろいろ細かいことはたくさんありますが、ひとつ簡単なことは、俺は気持ち的に『胸を借りる』とか『下の立場から行く』という癖があること。心のどこかで自分より強い人とやる感覚があって、それがよくないところだったと思います。ジムでも周りはみんなチャンピオンになっていて、試合の時の姿勢が自分とは違った。みんながタイトルを獲った時の試合を見ていると(自分とは)自信が違うなって。今まで練習で調子が悪かったことはないし、気持ち一つで結果は変わると思いました」
今回は松倉にとって約10カ月ぶりのK-1参戦のチャンスとなるが、連敗中という状況を踏まえた上で「ぶっちゃけ自分は今回の大会に出ていい人じゃないというか。今まで何回もスベっているし、その度に周りや自分でも『次は』と思ってきたが、もうそろそろ飽きられるレベルに入ってきている」と厳しい自己分析。
だからこそ「この試合で存在意義を示して、自分で自分の価値を上げないと、これからやっていけないと思います」と自身のキャリアにおいても重要な一戦になると位置づけている。
対戦相手のシンは近年成長著しい中国・立ち技格闘技界の実力者。パワーと爆発力が武器で、多彩な蹴り技を得意にしている。松倉も「あまりみんなどんな選手か分からないと思うけれど、派手な技も出す選手なので、試合を盛り上げてくれると思う」と予想している。
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