【UFC】極真譲りの蹴りでTKOしたホールがランクイン Uriah Hall was ranking in the UFC
UFCでは9月28日(月・現地時間)、新たなランキングを発表した。
ユライア・ホールはUFCミドル級ランキング圏外だったが、9月27日の「UFC FIGHT NIGHT Japan」でゲガール・ムサシに対し飛び後ろ蹴りから飛びヒザ蹴りで倒し、続けてパウンドでTKO勝ちしたことを受け、圏外にいたホールが10位にランクイン。またランキング6位だったムサシは8位へとランクダウンとなった。
ホールは13歳のときにジャマイカからニューヨークに移住。学校のいじめがきっかけで16歳の頃から格闘技を始める。彼の先生は極真空手・北米王者で熊殺しウィリー・ウイリアムスと共に全米代表で1979年の極真第2回世界大会に出場したダニエル“タイガー”シュルマン(当時の大会パンフレットではダニー・シュルマン)。1回戦で後ろ蹴りで一本勝ちを飾った。
シュルマンはその後極真から独立し現在は空手、キックボクシング、総合格闘技を教える道場を経営している。
ホールは2005年に総合格闘技に転向。2010年、Ring of Combatミドル級王座に。2013年アメリカのUFCファイターを育成するテレビ番組『The Ultimate Fighter』でのトーナメントに出場。2回戦、後ろ廻し蹴りでKO、続く準々決勝でも8秒でKO、準決勝でも2R TKO勝利。決勝では激戦の末1-2の判定で敗れたものの準優勝。
同年12月のUFC168ではヴァンダレイ・シウバを秒殺したクリス・リーベンを飛びヒザ蹴りで倒すなどし、最終的にパウンドで1RTKO勝利している。
ホールは飛びヒザ蹴りや、極真空手でも多用される後ろ廻し蹴りや後ろ蹴りなどスピンキック系で倒すことが多く、今後の活躍に期待が集まる。
その他のランキングでは、今回のUFCJAPANで勝利したヘビー級のジョシュ・バーネットはベン・ロズウェルとマーク・ハントを追い抜きヘビー級6位にランクアップ。負けたネルソンはランキングを一つ落とし、12位となった。
写真:(c)NAOKI FUKUDA / WOWOW
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