【RIZIN】新大会はコンプライアンスを遵守
12月29日(火)・31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催される新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』(ライジン・ファイティング・ワールド・グランプリ)の記者会見が、10月8日(木)都内にて行われた。
実行委員長を務める榊原信行代表がかつて代表を務めていたPRIDEは、反社会的勢力との関わりがあったと週刊誌に報じられたことで、人気絶頂の時期にフジテレビから契約解除を通告され地上波テレビ中継を失った。そのことが元で資金難に陥り、UFCに買収され、消滅の道をたどったという経緯がある。
そのため、新イベント『RIZIN』はコンプライアンスにも十分な体制を整え、2人の弁護士、元警視庁刑事部理事官をコンプライアンス担当に迎えた。会見には中村信雄弁護士(サン綜合法律事務所)も出席し、「私も大みそかの格闘技を毎年楽しみにしていた一人でした。クリーンな大会を守っていけるように最大限の努力をしていきたい」と挨拶。
榊原委員長は、「コンプライアンスは(RIZIN以外にも)格闘技界を含めて、私自身もいろいろな形で皆さんから非難を受けたり、やり方に関して脇が甘かった部分がたくさんあったのかなと猛省しております。これからは企業としての防衛力、僕らもコンプライアンスを徹底的にし、自分たちを律して整えていきますし、お付き合いしていく皆さんも含めてコンプライアンスを徹底して本当にクリーンな大会、皆さんにご心配やご迷惑をかけないような大会運営に務めたい」と語った。
また、PRIDE時代から協力関係にあった日本レスリング協会の福田富昭会長が協力者として紹介され、「過去レスリング協会からたくさんの選手がプロの綜合格闘技に出ております。今後もしっかりと支えていきたいと思います」と協力を約束。
榊原委員長は「日本でやる以上は日本人のスーパースターが必要。桜庭和志、藤田和之らたくさんレスリング界から世界に旅立っていった選手たちがいますが、その次の若い選手をともに磨いていく。そのためにレスリング界と連携して、早いタイミングから総合格闘技に向けたトレーニングを始めていただいたりして、ともに日本発、世界に通用する選手を育成・普及していきたいと思います」と話した。
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