【ムエタイ】ユウ・ウォーワンチャイが1年休養

2015/10/10（土）UP
（最終更新：2015/10/10 16:02）

　UKF世界スーパーバンタム級王者ユウ・ウォーワンチャイ（大田原友亮/ウォーワンチャイムエタイジム）が、一時的にリングを離れることが発表された。

　ユウはタイに拠点を置き、ムエタイの二大殿堂ラジャダムナンスタジアムやルンピニースタジアムで活躍、ムエタイの国際大会『THAI FIGHT』と契約を結ぶなど、世界で活躍する日本人キックボクサー。日本でも『BLADE』を始め『ビッグバン』や『新日本キック』など様々な団体で試合を行った。

　活動を休止する理由は、2013年2月2日にタイで起きたトラック横転事故に巻き込まれ、174針を縫う大怪我を負ったのが原因。そのわずか3カ月後に、何事もなかったかのように復帰したが、試合や日々の激しい練習の影響からか、ユウ本人の気付かぬところで、負傷した箇所は次第に悪化。遂にはユウ自身が違和感を覚えるまでになり、負傷箇所の悪化は深刻なものとなっていったという。

　診断の結果、怪我は「後十字靭帯断裂」と判明。ユウはすでに日本へ帰国しており、名医がいるとされる「昭和大学江東豊洲病院」にて、後十字靭帯断裂の再建手術を受けることを決断。その手術が11月2日に行われる。

　今回ばかりは、試合よりも休養を最優先とし、万全な状態になるまでリングから離れる決断を下したという。休養期間は1年を目安。その間はリハビリに専念するそうだ。

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