【DEEP】無敗の長谷川賢がミドル級転向「RIZINに出たい」

2015/10/14（水）UP
（最終更新：2015/10/14 23:32）

　10月14日（水）都内にて記者会見が行われ、第4代DEEPメガトン級王者・長谷川賢（フリー）がタイトルを返上。本格的にミドル級（83.9kg以下）へ転向することを発表した。

　長谷川は2010年11月にプロデビューすると、連戦連勝して2013年2月に9戦目でDEEPメガトン級（無差別）王座を獲得。同年8月には初防衛を果たし、2014年3月には元PRIDEファイターの中村和裕を破り、2度目の防衛にも成功した。また、同年10月にアメリカの『Titan FC』に参戦し、マット・トンプソン（アメリカ）から勝利を収めている。現在の戦績は13勝（5KO・3一本勝ち）1分といまだ無敗。

　今年2月には世界で戦うことを見据えて大幅に減量し、ミドル級で初の試合を行い、元DEEPミドル級王者・桜井隆多に一本勝ち。ミドル級でもその実力を発揮した。

　佐伯繁DEEP代表は、「将来的にはウェルター級（77kg以下）まで落とす予定ですが、まずはミドル級で行くようです。世界に通用するミドル級の日本人は少ないので、今後が期待されます。RYOが中西良行に勝って新ミドル級王者となり、水野竜也もいるのでDEEPミドル級が活性化して面白くなると思います」と、ミドル級戦線に期待を寄せる。

　長谷川は「次のステップに進みたいのでメガトン王座を返上します。もう無差別ではやる気がなく、世界を目指してミドル級で頑張っていきたい」と挨拶。

　本来なら9月に『Titan FC』でタイトルマッチが用意されていたが、対戦相手の負傷で大会3日前に試合が中止。2月の中村戦から試合間隔が空いてしまったが、次の舞台として「年末に出たいという希望は持っています」と12月29日（火）・31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催される新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』に出場したいと語った。