【パンクラス】有己空、修斗・川口とのレジェンド対決に「最初から全開で行く」
11月1日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 271』に出場する、パンクラス・ウェルター級5位の有己空(ゆうきそら/近藤有己から改名/パンクラスism)が、10月19日(月)横浜にて公開練習を行った。有己空は修斗初代ライトヘビー級王者・川口健次(シューティングジム横浜)と無差別級で対戦する。
公開練習ではミット打ちを披露した有己空だが、大きな変化が。これまでのサウスポーではなくオーソドックスに変わっていたのである。
「サウスポーに憧れがあってサウスポーにしていたんですが、元々は右利きなんです。ここへ来て“あるがまま”でいいんじゃないかと思って、オーソドックスに戻しました。動きづらくないですし、自然とパンチが出せるのでやりやすいです」
今回対戦する川口は、修斗でプロデビューしてから5年間負けなし、“修斗最強の男”として当時の格闘技ファンに広く知られた。パンクラスに移籍して無差別級初代王者決定トーナメントで決勝戦に進出するなど活躍した、山田学(=引退)が1度も勝てなかった男である。
有己空は、「最初に名前を聞いた時はそういう選手がいるんだ、としか思わなかったんですが、写真を見て“あの川口さん!?”と驚きました。まさか戦うとは思いもしなかったので、こういう縁もあるのかと嬉しいです」と、意外すぎるマッチメイクに本人も驚いたという。
さっそく試合映像を探したところ、見つかったのは修斗の創始者・佐山聡が川口らにスパルタ特訓をしている映像だった。「昔の修斗のシゴキに耐えた人は絶対に強い。これに耐えた人なのか、と思いました」と、その精神力の強さを警戒。
「成瀬(昌由)さん、金原(弘光=2人とも元リングス)さん、それに鈴木(みのる)さん、船木(誠勝=2人とも元パンクラス)もそうですが、自分は縁がありますね。そういう人たちと戦えるのは嬉しいです」と、いわばレジェンド的な存在との対戦機会があることを喜ぶ。
どういう試合になるかと問われると、「アツい試合になると思う。見合うことはないでしょう。今回の試合時間3分3R、合計9分は今までで一番短いです。(スタミナ配分を考えず)最初から全開でいけると思う。やってみないと分かりませんが、ギュッと凝縮したものが見せられると思う」と、日本の総合格闘技黎明期に活躍した者同士で、アツい試合を見せたいと語った。
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