【ムエタイ】ラジャダムナン現王者と対戦する現役高校生・福田海斗「下馬評では不利だからこそ燃えている」
11月6日(金・現地時間)タイ・ルンピニースタジアム興行『スック ワンウィラポン』のセミファイナルでラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者クワンドム・トーミンブリー(タイ)と対戦するWPMF世界フライ級王者で現役高校生ファイターの福田海斗(キング・ムエ)の試合直前インタビューが、タイより届いた。
福田は現在、タイ・サラブリー県にある「ノーナックシン・ムエタイジム」にて最終調整を行っている。ここは福田が主戦場としているラジャダムナンスタジアム興行『スック ワンキントーン』プロモーター、ウィナイ・ナックシン氏がオーナーであり、同ジム所属で11月15日(日)新日本キックで試合が決まっているペップンソーンや、ペットンガンなどがスパーリングパートナーを努め、同氏が全面バックアップしていると言えるだろう。
今回の対戦は双方で合計100万バーツ(約360万円)近い賭け金が掛けられているという。これはタイでも注目を集めており、特にタイ人以外の外国人が100万バーツの賭け試合に臨むことに対し、驚きと脅威の両側面をもって受けとめられているようだ。
10月29日にタイ入りし、試合に向けて調整中の福田は「タイに来て初日は調子が出ませんでしたが、今は大丈夫です。絶好調です」とコメント。対戦相手のクワンドムは強豪だが、「ラジャダムナンのチャンピオンですし、強いのは当たり前だと思います。下馬評では不利なようですが、逆に燃えていて予想をひっくり返したいです」と自信に満ちている。「強い選手だからこそ絶対に勝ちたい。タイで話題になっていて皆さんが気にしてくださるのは嬉しいですけど、試合に集中するだけです」。
最後に「クワンドムは自分と同じムエ・カオ(ヒザが得意な選手)ですから、首相撲勝負になると思います。今まで先生(キング・ムエ佐藤会長)と練習してきたことに自信を持ってますし、タイは首相撲勝負が好まれますから、お客さんが盛り上がる試合をして最終的に自分が勝てれば。ルンピニースタジアムのお客さんやプロモーターの方に顔と名前を覚えてもらいたいです」と意気込みを語った。
なお、同日試合が決まっている山田航暉(キング・ムエ)は試合順が繰り上げとなり、第1試合に出場することとなった。
「スック・ワンウィラポン」
2015年11月6日(金・現地時間)タイ・ルンピニースタジアム
▼第6試合 111-113ポンド契約
クワンドム・トーミンブリー(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者、ルンピニースタジアム同級6位)
vs
カイト・ウォーワンチャイ(=福田海斗/WPMF世界フライ級王者)
▼第1試合 110ポンド契約
コーキ・ウォーワンチャイ(=山田航暉/キング・ムエ)
vs
ウィラポン・ルークコークラック(タイ)
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