【RIZIN】幻の桜庭和志vsヒクソン実現へ、高田延彦と3度目の対戦も
12月29日(火)・31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』の記者会見が、11月8日(月)都内にて行われた。
この会見には、1997年10月11日に開催された『PRIDE.1』、1998年10月11日に開催された『PRIDE.4』で対戦した高田延彦RIZIN統括本部長と“400戦無敗の男”ヒクソン・グレイシーが出席。
会見終了後の囲み取材で榊原信行RIZIN実行委員長は、山本アーセンとの対戦が発表されたヒクソンの息子クロン・グレイシー(ブラジル)の対戦相手候補の一人として、桜庭和志の名前もあがっていたことを明かし、「でも(桜庭は)ヒクソンが戦うべき相手だった。クロンはピンと来ないようだった」という。
その上で今後RIZINで計画しているレジェンド対決のマスターズクラスで、幻に終わった桜庭vsヒクソンを実現させる意向であると語った。
「総合格闘技ルールではなくグラップリングルール(全ての打撃が禁じられた組み技限定ルール)でも見たい。ヒクソンには軽くジャブ程度に話を振ってみたところ一蹴されましたが、おいおい口説きます」と、幻の対決実現へ動くようだ。さらには、PRIDEの始まりとなった高田延彦RIZIN統括本部長とヒクソン3度目の対戦について、「見たいですか? 見たいとの声があればどこまでも2人を口説きます」という。
時を同じくして、RIZINと協力関係にあるアメリカのMMA(総合格闘技)団体Bellator MMAが、2016年2月19日にテキサス州ヒューストンで開催する『Bellator 149』のメインイベントにて、ホイス・グレイシー(ブラジル)vsケン・シャムロック(アメリカ)を行うことを発表した。
「マスターズをやると私が発表したから、というのはあるんじゃないか。マスターズをやると聞いた選手たちからたくさんの売り込みがありますよ」と、かつてPRIDEで活躍したマリオ・スペーヒーやムリーロ・ブスタマンチからも試合の打診があったという。
また、RIZINではヒクソンに何らかの役職を用意する予定。「彼はMMAのパイオニアとして発言力があるし、いろいろなアイデアを出してもらいたい。彼の言葉には説得力がありますからね」と榊原実行委員長は語った。
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