【K-1】ヒョードル刺客と対戦する中島「インパクトのあるKOで倒したい」

2015/11/10（火）UP
（最終更新：2015/11/10 17:03）

　11月21日（土）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP IN JAPAN～THE CHAMPIONSHIP～』に出場するKrush -70kg級王者・中島弘貴（バンゲリングベイ・スピリット）が、11月10日（火）都内にある所属ジムにて公開練習を行った。中島はスーパーファイト（ワンマッチ）でWKU2013&2014世界王者ドミトリー・グラフォフ（ロシア）と対戦する。

　今年5戦目となる中島。コンスタントに試合を行っていることで「練習も続けてやってきて調子のいい状態をキープ出来ている」と絶好調の様子。この日の公開練習ではシャドーボクシング、同門のWPMF日本ライトヘビー級王者・寒川直喜を相手にマススパーリングを披露した。

　2014年1月のハ・ウンピョ戦以降、KO勝利から遠ざかっていることを受け、普段は倒すことを意識した練習をしているという。「最近はKO勝ちがないので、そろそろ倒して勝ちたい。外国人相手にパンチだけでは通用しないので、パンチ、蹴り、ヒザでも何でも倒せる練習をしている」

　今回の相手グラフォフはヒョードル推薦選手として送り込まれるが、「映像は見た」といい、「ちょっとパンチは強そう。（実力は）未知数のところがある」と警戒心を強める。

　中島はK-1-70kg王座に付くことを目標に掲げており、「今回は前哨戦のつもり。来年にタイトルマッチ挑戦したいので、そのためにも落とせない試合。インパクトのあるKOで倒したい」とした。