【シュートボクシング】鈴木博昭、ザカリア戦は「危ない試合になる」
12月1日(火)東京・TDCホールにて開催される、シュートボクシング(以下SB)30周年記念ビッグマッチ第2弾『GROUND ZERO TOKYO2015』の記者会見が、11月10日(火)都内にて行われた。
対戦カードが先に発表されていた、SB世界スーパーライト級王者&S-cup65kg世界トーナメント2014王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)、SB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹(シーザージム)とその対戦相手であるDEEPフューチャーキングトーナメント・ライト級王者の上迫博仁(チーム クラウド/和術慧舟會HEARTS)が会見に出席。
鈴木はSBのみならずRISEでも猛威を奮うザカリア・ゾウガリー(オランダ)と対戦する。両者は2014年4月にワンマッチ、同年11月にS-cup65kg世界トーナメント2014の決勝戦と2度対戦し、いずれも鈴木が勝利を収めている。
しかし、その後のザカリアの成長は目覚しく、“第2のアンディ・サワー”と呼ばれるまでになった。今年8月に開催されたSB世界スーパーライト級王座決定トーナメントで3度目の対戦の可能性があったが、ザカリアが負傷欠場。そのトーナメントで優勝し、世界王者となった鈴木がノンタイトル戦でザカリアを迎え撃つ。いわばトーナメントの番外戦だ。
鈴木は「何かとザカリアとは縁がある。世界トップクラスの試合が繰り広げられる、エキサイティングな試合をしたい。今回は判定まで持っていかせる試合にする気は毛頭ない。お楽しみに」と、KO決着を予告。
それでも、「危険な選手です。周囲の評価が高いが、2度戦っている自分が一番評価している。だからこそ、危ない試合になる」と十分にザカリアの実力を警戒している。
宍戸は上迫と顔を合わせ、「オーラがある。この選手は強いという気合いを感じました」という。「難しい試合になると思いますが、今までの経験を活かして30周年を締めくくるにふさわしい試合がしたい」と、意気込みを語った。上迫の試合映像はまだ見ていないが、「周りからの情報を聞くと、評価が高い選手。右のパンチが強いと聞いているので、そこを警戒しつついい試合になるように頑張りたい」と厳しい表情。
対する上迫は「SBで初めての試合で宍戸選手みたいな強い選手と出来るのは嬉しい。思い切り行きたい。宍戸選手、アツい試合をお願いします」と、宍戸へ向かって宣戦布告。「宍戸選手はスタミナがあって根性があって男らしいイメージ。対戦相手として申し分ない。僕も気持ちでぶつかっていい試合がしたい。SBルールは僕に向いていると思う。いつも通りに戦います」と、ふてぶてしく語った。
また、開催が発表されていたSB日本ヘビー級王座決定トーナメントに、RISEヘビー級王者・清水賢吾(極真会館)と現在はプロレスラーとして活躍中の佐藤光留(パンクラスMISSION)の参戦が決定。シーザー武志SB協会会長は「大きい選手がSBをやったらどうなるかを見せたい。プロレスファンにもぜひ見ていただきたい」とファンにメッセージを送った。
●編集部おススメ記事
鈴木博昭vsザカリア・ゾウガリーの因縁の一戦が決定
宍戸がUFC参戦に近付いた上迫と対戦
12・1TDCホール大会決定、ヘビー級トーナメント開催へ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】