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【パンクラス】18歳無敗の神部、最後のタイトル戦で自信満々

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2015/11/11(水)UP

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ライトフライ級第2代王者決定戦で対戦する神部建斗(左)と武蔵幸孝(右)

 12月13日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 273』のライトフライ級第2代王者決定戦の調印式が、11月11日(水)都内にて行われ、同王座を争う同級1位・神部建斗(ALLIANCE)と同級2位・武蔵幸孝(フリー)が出席した。

 神部は1996年11月22日生まれの18歳。超アグレッシブなファイトスタイルを持ち味とし、パンクラス・ゲート(アマチュア)からの快進撃は現在もとどまらず9連勝(プロ戦績は6戦6勝)。対する武蔵は27歳。パンクラスでは2012年10月から3年間負け無しの7連勝とこちらも勢いがある。

 会見で武蔵は「今回、パンクラスの歴史に残る熱い試合をしてチャンピオンになりたい」と謙虚に意気込みを語ると、神部は「勝つのは当たり前。チャンピオンになるのはオレ」とベルト奪取に向け自信満々の様子。武蔵の印象について聞かれても「試合の作り方がうまい選手で凄く強い」と評するが、「オレの方が強い。タイトル戦だからというこだわりはなく、普通に試合といえば勝たないといけないもの」と余裕のコメントを連発した。

 これらの発言を受け、武蔵は「僕はこのトーナメントに懸ける想いは強いので、試合ではその気持ちをへし折ってやろうと思う」と挑発すれば、神部は「テンションが上がってきた! 早く試合がしたい。自分の実力に過信はしていないし、過去最強の相手と認めた上でそれなりの練習をしてくる」とコメントした。

 なお、パンクラスはUFCで採用されている世界的にオーソドックスなユニファイド(統一)ルールに移行するために、ユニファイドルールにないライトフライ級は2015年末には廃止することが決定しており、今回のタイトル戦は最後となる。この一戦の勝者には、2016年に希望階級で「挑戦者」として再度タイトル戦が組まれる。

 パンクラス最後のライトフライ級のベルトを巻くのは神部か、武蔵か。

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