【パンクラス】神酒、王者・清水に引導を渡す

2015/11/19（木）UP
（最終更新：2015/11/19 22:09）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　12月13日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 273』にて、第2代パンクラス・フライ級王者の清水清隆（TRIBE TOKYO M.M.A）と対戦する第4代修斗世界バンタム級王者・神酒龍一（CAVE）が、11月19日（木）所属ジムにて公開練習を行った。

　神酒は10月大会でパンクラスに初参戦、パンクラス・フライ級2位の古賀靖隆（Lotus世田谷）を破って3連敗から脱出した。

「前回は連敗中だったので“負けられない”という気持ちが強かったが、今回は“勝ちたい”という気持ちの方が強いです」と心境を語る神酒。新天地のパンクラスは「やりやすさを感じた」という。

「ケージ（金網で囲まれたリング）が広いのと、足が滑らない。マットが噛める（足の指でマットをつかむようにすること）のでやりやすかった。それと周りが暗くてよく見えないのでケージの中に集中できました」

　今回の試合は、パンクラス以外の大会で4連敗を喫した清水が、試合結果はもちろん内容次第で「王座返上」もしくは「王座剥奪」という厳しい処置が下される王者査定試合として行われる。ここで清水が王座返上もしくは王座剥奪となった場合は、神酒と他のランカーで第3代王者決定戦が2016年に行われることが発表されている。

　神酒は「しっかりチャンピオンに引導を渡したい」と、清水を王座から引き摺り下ろすつもり。「俺はパンクラスのベルトを獲りに来たのだから、勝ったら次はもちろんベルトを狙う。相手は崖っぷちでしょうが、だからと言って警戒しすぎても結果は変わらない」

　清水と自分は似たようなタイプだと分析する神酒は、「どこかで差をつけたい。その差はスタンドでつくと思う。スタンドの攻防を取っ掛かりにして勝ちたい」と、勝負のポイントはスタンドの攻防にあるとした。

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