【RIZIN】バンナ「バルトはプロの洗礼を味わう」
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催の新格闘技イベント 『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』にて、MMA(総合格闘技)プロデビューする元大相撲・大関の把瑠都(ばると/今回からリングネームはバルト/エストニア)の公開練習が、12月11日(金)都内にて行われた。
公開練習に先立ち、榊原信行・RIZIN実行委員長がバルトのデビュー戦の相手がジェロム・レ・バンナ(フランス)に決まった経緯を説明した。
「せっかくなので(大相撲でいう)三役クラスとやらせたいと考え、相手を相談していました。バルトはヒョードルとでもやってやると言っていましたが、格闘技界の関脇・大関クラスのバンナでどうだと話をしたところ、二つ返事でやりたいと言ってくれました。バンナからも大みそかに出たい、日本の格闘技界に貢献したいと言ってきて、11月初旬にバルトでどうかと伝えたので対策はしていると思います。バンナは160kgのスパーリングパートナーをフランスのキャンプに呼んで、練習しています」
試合はスーパーヘビー級というUFCにもない階級設定で行われることも決定。
「バルトは世界のMMA、プロレスも含めたマット界の常識を覆せる逸材だと思っています。ハルク・ホーガンやアンドレ・ザ・ジャイアントを超える、リアルに強いスーパーヘビー級の男です。この階級が日本でスタートして、世界のスーパーヘビー級、真のアスリートたちが集まってくるでしょう。全階級を通じて最も強い、神に選ばれた人間だけが磨かれていく階級になっていくと思います」と、榊原実行委員長はバルトの可能性とスーパーヘビー級の今後の発展についてアツく語った。
そして、スーパーヘビー級のルールとして「最も適している。この階級の選手が最も活かされる試合時間」ということで3分3R延長1Rで行うことを発表した。
バンナは主催者を通じて、「バルトは相撲のチャンピオンかもしれないが、俺はK-1のキングだ。バルトにはプロの洗礼を味わってもらう」とメッセージを送った。
これを受けてバルトは「バンナは私よりも経験が長い相手だが、私も柔道や相撲などいろいろな経験をしています。バンナと戦うのを楽しみにしています。相撲時代に応援してくれた日本の皆さんに、勇気と元気を与えるためにやりたいと思います」と語った。
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