【WSOF】35歳・渡辺久江が復帰する理由
2016年2月7日(日)東京・TDCホールにて開催されるアメリカのMMA(総合格闘技)大会『World Series of Fighting GLOBAL CHAMPIONSHIP』(ワールド・シリーズ・オブ・ファイティング・グローバル・チャンピオンシップ=通称WSOF-GC)に、元DEEP女子ライト級王者・渡辺久江(フリー)が参戦することが発表された。
渡辺は2002年4月にMMA(総合格闘技)でプロデビューし、2003年には女子立ち技格闘技イベント『Girls SHOCK』のエースとして活躍。2004年5月にはTBSの人気番組『筋肉番付』で行われた女子総合格闘技最強女王決定トーナメントに出場し、優勝を果たした。
2006年8月には当時無敗のしなしさとこをKOしてDEEP女子ライト級初代王座に就くが、2008年5月に引退を発表。2010年4月にシュートボクシングで復帰戦を行い、2010年8月の『Girls S-cup』ではRENAと新旧女王対決を行い、TKO負けを喫した。
この試合を最後に再びリングを離れたが、今回約5年ぶりに復帰することに。12月16日(水)都内にて行われた記者会見に出席した渡辺は、「引退はしていなかったんですが、復帰戦でこんな素敵な舞台に呼んでもらえて光栄です。女子格闘技も若い選手が出てきましたが、まだまだ若い選手には負けない。私の持ち味を見せられるのはKO勝ちだと思っています」と挨拶。
「今後は海外でも試合をしていきたいので、それにつながるような試合が出来ればと思っています」と、海外で活躍したいとの希望を語った。
復帰の理由を聞かれた渡辺は、「他にやることがなかった」と笑う。「5年間ずっと復帰を思い悩んでいました。トレーナーもやっていたんですが、動いてみたら思った以上に動けました。どうせやるなら海外でもやりたいので、行けるようになりたい。何歳までやれるか分かりませんが、やれるうちはやりたい」と、現役続行を口にした。
本格的に練習を再開したのは10月で、急ピッチで調整しているという。35歳になった元ギャル格闘家は、再び衝撃的なKOを見せることが出来るか。
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