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【Krush】王座獲りを狙う渡部、完全決着を要求

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2015/12/21(月)UP

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公開練習でミット打ちを行った元WPMF日本ウェルター級王者・渡部太基(右)

 2016年1月17日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.62』に出場する元WPMF日本ウェルター級王者・渡部太基(Golden Globe)が12月21日(月)都内にて公開練習を行った。渡部はKrush -67kgタイトルマッチで王者・牧平圭太(HALEO TOP TEAM)と対戦する。

 渡部と牧平は3月のKrush後楽園大会で対戦し、延長までもつれる接戦の末にドロー。渡部が11月に挑戦者決定戦に勝利し、今回の再戦が決まった。

 これまでと変わらず、所属ジムのGolden Globeと、一流プロ選手が多く集まるチーム黒船で練習を重ねている渡部。「チーム黒船では体作り、フィジカルやスタミナ強化をやっていて、技術面でも総合的にやっている。以前と比べても攻撃力が上がったし、気持ちの面でも強くなった」と自信を見せる。

 11月の塚越戦では強打のパンチに加え、左ハイキックを何度もヒットさせるだけでなく、ダウンを奪って見せた。「自分はパンチだけだと思われているが、蹴りも得意だというところを見せたかった。今回は蹴りでも倒せるところを見せたい」とニヤリ。

 この日の公開練習では、サンドバック&ミット打ちをそれぞれ行い、仕上がり具合の良さを伺わせた。

「向こうは白黒つけようと言っていたが、点取りゲームになるのか、男と男の勝負になるのかはチャンピオン次第。言ったからにはちゃんとした試合をして欲しい」と完全決着を要求する。「ここで(Krushのベルトを)獲らなかったらいつ獲るのか。(獲れなかったら)Krushチャンピオンにふさわしくないのかなと思う。前回悔しい想いをしたし、ここで必ず獲りる」と王座奪取を固く誓った。

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