【RIZIN】空手世界王者・内田「空手とMMAの融合はしっかり出来た」

2015/12/27（日）UP
（最終更新：2015/12/28 01:02）

　12月29日（火）・31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催の新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日（日）都内にて行われた。

『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』ヘビー級世界トーナメントのリザーブファイトに出場する内田雄大（うちだ・ゆうた/ALLIANCE）は、2015年和道会ワールドカップ84kg超級で世界一に輝いた空手家。

　両親ともに全日本空手道連盟（全空連）主催の全日本空手道選手権で3連覇を成し遂げた名選手で、まさに空手サラブレッドといえる。今回がプロデビュー戦で、ヒョードルが高く評価するワレンティン・モルダフスキー（ロシア）と対戦。

●内田雄大

ーー仕上がりはどうですか？

「楽しみでもあり不安でもあります。凄くいい感じで仕上がってきました。あとは試合でそれを存分に発揮できるようにしたいと思います」

ーー相手の研究はされましたか？

「映像を見ました。特にここがどうこうより、MMAは初めてなのでどういう選手にも対応できるようにしてきました」

ーー空手の技を生かせそうですか？

「先輩方にも空手を理解してもらって、空手を生かして試合を運びなさいとアドバイスを受けました。空手とMMAの融合は今回しっかり出来ました」

ーー勝負のポイントはどんなところだと思います？

「相手は寝技中心で、僕はストライカー（打撃中心）。対照的な2人です。お互いの得意な部分を生かしながらも苦手とするところをお互いが付き合うのか、それとも付き合わないのか。そこが勝負のカギになると思います」

ーー寝技の自信はどうですか？

「完璧です。むしろそっちの方を狙っているかもしれませんよ」

ーーお父さんと試合の話は？

「試合に関しては、一切話はしていません（笑）」

●ワレンティン・モルダフスキー

――日本の印象は？

「初めて来たが、とても綺麗なところ。調子は精神的にも肉体的にもいいので、いい試合を見せたいね」

――相手の印象は？

「相手のことは1カ月前に知った。空手のチャンピオンだと聞いているので実際に戦ってみて戦い方を考えたい」

――内田選手のデビュー戦の相手に選ばれたことについてどう思う？

「自分にとってはふさわしい相手だと思う。思いがけない攻撃をしてくるかもしてないが、対処していきたい」

――MMAをやる前は、どういう競技をやってきた？

「サンボ、柔道、コンバットサンボ、一年前にアマチュアMMAをやり始めた」

――どういう姿をアピールしたい？

「見応えのある試合を見せたい」