【RIZIN】復帰戦目前のヒョードル来日「全ての調子が戻った」
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催の新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(月)都内にて行われた。
いよいよ“皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)復活の時が迫ってきた。対戦相手はK-1 ASIA GP 2009王者&DEEPメガトン級王者シング・心・ジャディブ(インド)。両者のインタビューは以下の通り。
――日本に着いて今の心境は?
「日本に戻ることが出来て嬉しいです。東京は私のファンがいっぱいいるところです。調子はとてもいいし、最高の状態で試合を迎えることが出来ると思う。4人の若い選手(ワジム・ネムコフ、ワレンティン・モルダフスキー、アナトリー・トコフ、キリル・シデルニコフ)を連れてきたので、ぜひ注目して見てください。皆さんの興味を惹く試合をすると思います」
――練習環境は?
「日本から戻ってすぐに合宿をし、オランダにも行ってピーター・アーツ、アーネスト・ホーストも加わって一緒に練習しました。その後、ロシアに戻ってからも最大の負荷をかけた、激しい練習をしてきました」
――引退する前の最高の状態と比べてどこまで戻った?
「それは試合が終わった後に分かります。3年前と比べて全ての面で回復してきたし、全ての調子が戻っていると思います」
――引退後は怪我のオーバーホールの期間?
「全て回復して今は怪我はありません」
――対戦相手の印象は?
「かなりしっかりした選手だと思います。攻撃力はあるし、K-1に出ていて仲間のセルゲイ・ハリトーノフにも勝っている。彼は大きいし、体重もある。自分はしっかり準備をしてきました」
――試合はどうなりそう?
「予想はしません、状況に応じてやれることを全てやります」
――また日本で試合がすることについては?
「とても感謝しています。試合を通して日本に来て、皆さんは温かく迎えて応援してくれているのを感じています。一回辞めて復帰し、また日本で試合が出来ることを楽しみにしています」
――来日はいつ?
「26日です。初日は遅い時間に就いたので簡単な練習をして寿司を食べて寝ました。27日は散歩し、練習をして、夕食にはしゃぶしゃぶを食べました」
――日本食は試合前のエネルギーになるんですか?
「みんな大好きです」
――ヴァンダレイ・シウバを育てたフジマール会長がシング選手を指導しているが、相手の環境は気になる?
「それぞれの選手のやり方でトレーニングしていますし、自分も有名なコーチと練習しているのであまり関心はありません」
――過去に対戦した石井選手もRIZINに出ますが、メッセージを。
「石井選手が勝つことを願っています。彼とはオランダで一緒に合同トレーニングをしたこともあります。トーナメントを勝ち上がれば、うちの若い選手とやることになります。健闘を祈っています」
――日本の格闘技界が低迷していたことについてはどう思いますか?
「日本人はサムライの精神を持っています。美しい試合に理解があるし、格闘技を応援してくれます。RIZINが日本の格闘技を復活させるために、私もしっかりと参加していきたいと思っています」
――今の心境は?
「特に何もないです」
――沖縄での練習の成果は?
「激しく練習して10kgは絞れました。105kgか106kgぐらいになりました」
――フジマール会長やアーツ選手の指導内容で印象に残っているものは?
「アーツ選手は気持ちが強いので、打たれても前にいく試合スタイル。まさにアーツ選手が試合をするような内容のことをやるように教わりました。フジマール会長はMMAの打撃のことなど全体的な打撃面を見てくれました。MMA的な試合が出来るように指導してくれましたね。今までとは違う刺激がありました」
――ヒョードルと向き合うイメージは?
「出来ています。恐怖心はありません。負けにいく選手はいないので、もちろん勝ちにいきます」
――ヒョードル戦が決まって友人などの反応は?
「特にないです」
――やはりヒョードルとはスタンドでの勝負をしたい?
「それを一番望んでいます。正直、グラップリング(関節・絞め技)でもいけると思うが、今回はやめておきます」
――秘策はある?
「当たれば倒れるというところを見ててもらいたいと思います」
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