【RIZIN】日本の切り札・元谷友貴「年末はKOか一本で」

2015/12/28（月）UP
（最終更新：2015/12/28 22:42）

　12月29日（火）さいたまスーパーアリーナで開催の新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日（日）都内にて行われた。

　今、日本のMMA（総合格闘技）界で最もアツい試合をする“日本の切り札”DEEPフライ級王者・元谷友貴（CB IMPACT）がRIZINに出陣。対戦相手は、あのヴァンダレイ・シウバやマウリシオ・ショーグンを輩出したシュートボクセの若手フェリペ・エフライン（ブラジル）。両選手のインタビューは以下の通り。

●元谷友貴

ーーコンディションはいかがですか？

「体調を崩さず、スタミナも作れてばっちりです」

ーー最近の試合では減量が苦しそうでしたが、今回はどうですか？

「まあまあ範囲内なので、いつもよりは厳しくないです」

ーー対戦相手の印象は？

「アグレッシブで打撃が強い。一発一発倒しに来るパンチを打つ相手です。組みも首相撲とか、組み際も強いと思いました」

ーーどういう試合にしたいですか？

「前回はあまり打撃が出せなかったので、久しぶりに打撃で前に出たいと思っています」

ーー年末イベントということで特別な意識は？

「年末だからとかはないけれど、地上波で試合が放映されるのでインパクトを残すいい試合をしたいと思います」

ーーそれはどういう試合でしょう？

「完全決着のつく試合です。スタンドでKOか、寝技でも（関節・絞め技での）一本かパウンドでのKO決着を狙っていきます」

ーー年末はやっぱり判定ではダメ、だと。

「KOか一本です」

ーー大きい選手が多い中で、どういうところをアピールしたいですか？

「軽い分、展開も速いと思うので動きのある試合ですね。それと、軽いけれどKOを狙ってしっかりと倒しきる試合を見せたいです」

ーー地上派で初めて元谷選手の試合を見る人も多くいると思います。その人たちにどんなところを見せたいですか？

「前に出る姿勢と、どんな局面になっても前に出られる気持ちを見せたいと思っています。近年のMMAでは、日本人が外国人とやってもなかなか重量級ではかなわないところもあると思うので、軽量級には世界の強豪と戦える選手がいるってことを見せたいですね」

●フェリペ・エフライン

――今のコンディションは？

「日本で試合できることに感謝している。先ほど日本に着いたばかりでブラジルからの長旅だったので疲れている。今の体重は59kgだね」

――対戦相手の印象は？

「何試合か映像を見たが、自信を持って戦っている印象がある。でも私は勝つために日本に来た」

――日本で戦うことについてどう思う？

「シュートボクセ代表として来れて嬉しいし、日本で試合がやれるとは思っていなかった。前から日本での試合を意識しながら頭に入れてハードトレーニングを積んできたんだ」

――得意技は？

「ヒザ蹴りだね。あとストンピングも得意」

――フジマール会長からどういうアドバイスをもらった？

「勝つように、殺すように言われた」

――どういう試合になると思う？

「相手が前にくるタイプで、自分もそうだ。火花が散る試合になると思う」