【RIZIN】バンナ欠場、アーツvsバルトに変更の舞台裏
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZA(いざ)の舞』で、MMA(総合格闘技)デビューする元大相撲・大関のバルト(把瑠都/エストニア)。
当初はジェロム・レ・バンナとの対戦が決まっていたが、29日に同会場で開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 SARABA(さらば)の宴』のリング上にて、バンナ陣営から出場辞退の申し入れがあり、代わってピーター・アーツ(オランダ)がバルトと対戦することが発表された。
大会終了後、榊原信行・RIZIN実行委員長はバンナ欠場に至るまでの経緯を説明した。
「バンナとの契約書は整っています。フランスの一部報道にあった、バルトとの試合はエキシビションというのはありえない。バンナにはヒョードル戦の可能性も聞いたのですから、ヒョードル戦がエキシビションになるわけがない。サインされた契約書もありますし、バンナはフジテレビの取材にも応えています。3分3Rの試合時間もありがたい、1R10分は長すぎると言っていたくらいですから。
ところが20日過ぎの段階でバンナ陣営がいちゃもんをつけ始め、契約終了後に“出ない”と言い始めました。非常に交渉がトリッキーで、契約を契約と考えていないのではないか。法的措置をとることも考えていますが、今後話をする予定です」
最後まで交渉したがバンナからは「イエス」の答えを引き出すことが出来ず、アーツにバルト戦を依頼したという。
「バルトと試合をやってくれと言われて、アーツはぶったまけていました。でも、彼は気持ちが熱い人ですし、日本のファンを大切にする想いが強く、その場で受けてくれました。唯一、条件として言ってきたのはRIZINで自分のジムの若手選手を使って欲しい、ということ。今回活躍したヒョードルが育てた選手もそうですが、アーツともRIZINで協力してやっていけるかなと思っています」と、アーツとの協力体制も整えていきたいと語った。
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