【RISE】タイトル奪取に燃える野辺広大「相手が獲っても盛り上がらない」
1月31日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 109』に出場する野辺広大と元RISEスーパーライト級王者・吉本光志(ともに1-siam gym)が、15日(金)都内にて公開練習を行った。野辺は第4代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定戦で現フェザー級王者・花田元誓(リアルディール)と、吉本は引退試合でザカリア・ゾウガリー(オランダ)とそれぞれ対戦する。
2分2Rのマススパーを行った野辺と吉本。終始激しく手数を出し合う攻防を見せ、仕上がりの良さを伺わせた。
念願のタイトル戦を迎える野辺は「吉本さんと練習できるのもあと少し。一個一個を無駄にしないように練習していて調子は良くバッチリ」だという。
花田については「打たれ強いし、タダモノじゃないと思うが、自分の攻撃を効かしていろんなところから攻めて突破口を見つけていきたい。相手は休む暇もなく突っ込んでくるので、それに対応できるぐらいのスタミナもつけてきた」と調整に自信を見せる。「相手が獲ってもRISEは盛り上がらないので何が何でも自分が獲る」とタイトル奪取を宣言。
先輩である吉本の引退については「吉本さんは先輩でありながら憧れている選手。吉本さんの試合を観ていると気持ちが伝わってくるので、自分もそういう試合をしていきたい」と抱負を語った。
また、ファイナルマッチに臨む吉本は「自分の引退試合の日は広大のタイトルマッチが決まったことが大きい。次の試合が集大成になるので調整の段階から後悔しないようにしようと思い、練習も若い頃のような走りこみや息上げをやってきたので今まで順調に来ている」と好調をアピールする。
対戦相手のゾウガリーはSBワールドトーナメント『S-cup』にて世界の強豪たちを倒して準優勝。昨年5月にはRISEに初参戦し、現RISEスーパーライト級王者・裕樹を飛びヒザ蹴りでKOするなど、最注目の外国人選手である。
強豪を引退試合の相手に選んだのは吉本自身の希望だったという。「僕の格闘家像は強いものに勝つ、不可能を可能にすることだった。強い相手に勝つことが格闘家の本来の姿。着地点の見えることをやっていてもそれは格闘技じゃないし、お客さんは自分では真似出来ないものを観に来て、そこに対して対価であるお金を払ってきてくれる。ザカリアとやったから凄いのではなく、勝つことが凄い。無傷で勝てないことは100も承知だが、最後に手を上げてリングを下りたい」とした。
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