【パンクラス】KO狙うロシア軍が公開練習
1月31日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 275』に参戦する外国人選手たちの公開練習が、28日(木)都内にて行われた。
太田駿平(ピーズラボ世田谷)と対戦するバイザット・ハトホフ(ロシア/エトレシェフチーム/ノースライオンチーム)は、ミット打ちでパワフルなパンチを披露。イゴール・ボブチャンチンが使って一躍有名になったロシアンフック(腰よりも肩を回してパンチを打ち、手の甲側を相手に向けて拳を当てるパンチ)を見せた。
「長いフライトだったが、日本に降り立った瞬間に疲れがスッと抜けた。試合に向けてコンディションは整っている」というハトホフ。ロシアの国技サンボと軍隊格闘技コマンドサンボを学んでMMA(総合格闘技)に転向し、戦績は5勝1敗。タックルと蹴りが得意だという。
対戦する太田の印象は「スタミナがあっていい選手だね。彼に限らず日本人選手は多方面で活躍していていい選手が多い」と評し、「もちろんKOで終わらせたいが、立ち技でも寝技でも積極的に攻撃していろいろな技を見せたい」とした。
佐藤光留(パンクラスMISSION)と対戦するセルゲイ・マルティノフ(ロシア/Peresvet FT/ノースライオンチーム)は、ミット打ちでパンチに加えてハイキックを始めとする蹴り技を披露。元々は松濤館空手を学んでおり、初段だという。また、白兵戦(MMAに近い格闘技とのこと)という競技の経験もある。
「MMA戦績は5勝1敗。5勝のうち4勝は打撃によるKOだ。松濤館空手では州大会で優勝経験があり、世界選手権大会出場を目指していたがその夢はかなわなかった」とマルティノフ。
対戦する佐藤の印象は「レスリングの選手でいい技を持っている。戦歴も長いのでいい試合になると思う」と評する。
また、トレーナーとして一緒に来日したヴィダリー・ビグダシュは昨年10月9日にONE世界ミドル級王者となった選手で、「3年半くらいから彼は私たちのトレーナーになったんだ。彼と1日2回のトレーニングをしている。私も彼のようにチャンピオンベルトを狙って行きたい」とマルティノフは語った。
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