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【NJKF】“激闘王”テヨン早いラウンドでKO狙う

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2016/02/10(水)UP

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タイ人選手とは初の対戦となるテヨン。ムエタイのヒジ、首相撲、防御にどう対抗するか

 2月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2016 1st』にて、セイサック・エスジム(タイ/エスジム)と対戦するWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者テヨン(キングジム)のコメントが主催者を通じて届いた。

 昨年11月、ハチマキを4RでKOし、保持するWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座を防衛したテヨン。昨年末に第一子が生まれて父となり、「子どもにいっぱい試合を残したい」と新たな気持ちで迎える2016年。タイ人選手とは今回が初対戦となる。

「あまり難しく考えすぎると気負ってしまう感じがするので、そんなに特別だったり難しくは考えていませんが、ここを何とか勝っていいスタートを切りたいというのが今回のテーマです」

 テヨンは破壊力抜群のパンチ&キックで“激闘王”と呼ばれ、16勝のうち13勝がKOによるもの。今回もKOを狙っていくのか。

「たぶん(セイサックは)元気な時は動いて、疲れたら組んでっていう、セオリー通りっていえばセオリー通りに来るんじゃないかと思います。なので元気なうちに攻防があった方が、攻撃が交錯して当たりやすいんじゃないかなと思っています。逆にブロックとか組みだけしかやらなくなると、すかされてしまうイメージがあるので、今回はガンガン行くつもりです。1・2Rのお互い元気なうちに、重いのをどこかに当てたいです」と、早いラウンドでのKOを狙う。

「これは会長も言っていましたが、スタミナが無いからラクをして勝ちたい、ヒジをガンガン打って切りたいっていうのを全面に出してくるので、そこら辺は気を付けたいです」とセイサックのヒジを警戒するが、「今回は判定で勝つことは考えていないので、倒したいというか倒す気持ちで行きます」と、あくまでもKO勝ちを目指すつもりだ。

 また、セイサックは「相手のことはよく知らないがマイペンライ(タイ語で問題ない)。パンチがあるらしいから気を付けるよ。自分はヒジも出来るし、蹴りも出来るし、首相撲も何でも出来る。前回(健太戦)は重い体重(67kg契約)での試合で失敗しちゃったけれど、今回は大丈夫。ガンバリマス」とコメントしている。

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