【RIZIN】ヴァンダレイ・シウバが年内日本でMMAに復帰
4月17日(日)愛知・日本ガイシホールで開催される『RIZIN.1』の記者会見が、3月5日(土)都内にて行われた。
同大会でヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)がグラップリング(全ての打撃を禁止した組み技限定ルール)のダブルバウト(タッグマッチ)で、かつてのライバル桜庭和志(フリー)&所英男(リバーサルジム武蔵小杉)組と対戦することが発表されたが、榊原信行・RIZIN実行委員長は「2016年中にヴァンダレイ・シウバはRIZINでMMA(総合格闘技)の試合をします」と断言した。
シウバは2014年5月24日にネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため永久追放処分を受け、9月19日に引退を表明。その後、永久追放処分ではなく3年間の出場停止処分に変更された。シウバが試合をするのは出場停止処分が解かれる来年5月を待たなければならないが、榊原実行委員長は「ここは日本。問題ない」と説明。
「出場停止処分にしているのはネバダ州のアスレチックコミッションだけ。州ごとのアスレチックコミッションの裁量となるので、出られない州もあるが出られる州もあって(出場停止処分期間中に)アメリカで試合をすることも可能です」
つい先日、シウバとアメリカの大手MMAプロモーションであるBellator MMAがシウバと複数年・複数試合契約をしたと発表したが、今回の参戦はRIZINと協力関係にあるBellator MMA経由ではなく、シウバとRIZINが直接契約を結んだものだという。
「Bellatorとは独占契約ではありません。(シウバは)我々とMMAの試合を複数回する契約をしています。4月にまずグラップリングで日本に戻ってくる。その後は今年、2016年中にRIZINでMMAの試合が見られます。日本とアメリカで並行して試合を行っていく可能性もあります」
では今回なぜMMAではなくグラップリングの試合になったのか、との質問には「MMAをやるには準備が必要とのこと(最後の試合は2013年3月)。しかし、一日も早く日本のファンの前で試合がしたいとの本人の希望があり、桜庭選手のMMAもファンから賛否両論あったので。桜庭選手もあのまま(昨年12月29日、青木真也に完敗)の形で時間が経つよりは何らかの形で再スタートを切った方がいいと思います」と説明した。
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