【UFC】ファブリシオが地元ブラジルで防衛戦

2016/03/09（水）UP
（最終更新：2016/03/09 23:56）

　5月14日（土・現地時間）ブラジル・クリチバで開催される『UFC 198』にて、UFCヘビー級王者ファブリシオ・ヴェウドゥム（ブラジル）が挑戦者スティペ・ミオシッチ（アメリカ）を相手に初防衛戦に臨む。

　挑戦者ミオシッチはアメリカで最大権威のアマチュアボクシング大会『ゴールデングローブ』で優勝。2010年にMMA（総合格闘技）でプロデビューし、UFCには2011年10月から参戦した。ロイ・ネルソン、アンドレイ・アルロフスキーらUFCヘビー級トップファイターたちから勝利を収め、マーク・ハントにはTKO勝ちしている。

　当初、この試合は2月6日の『UFC 196』で行われる予定だったが、今大会にスライドしたもの。

　6月4日（土）アメリカ・LAフォーラムで開催される『UFC 199』では、UFCミドル級王者ルーク・ロックホールド（アメリカ）が、挑戦者クリス・ワイドマン（アメリカ）を相手に初防衛戦。

　両者は昨年12月12日の『UFC 194』で対戦し、4R3分12秒、挑戦者ロックホールドがマウントパンチでTKO勝ちし、王者ワイドマンからベルトを奪った。今回は王者と挑戦者の立場を入れ替えての再戦となった。

　同大会では、ドミニク・クルーズ（アメリカ）が長年のライバルであるユライア・フェイバー（アメリカ）を相手にUFCバンタム級王座の防衛戦を行う。

　クルーズは初代UFCバンタム級王者で、怪我のため長期欠場。暫定王者との統一戦も怪我で欠場となり、王座を剥奪されていた。今年1月17日の『UFC FIGHT NIGHT』でT.J.ディラショーを破り、約2年ぶりに王座へ返り咲き。今回が初防衛戦となる。

　フェイバーは元WECフェザー級王者で、同タイトルを5度防衛。2011年7月、クルーズとUFCバンタム級タイトルマッチで対戦したが、判定で敗れている。

　両者とも打撃を得意とし、高度なテクニックを誇っている。

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写真/（C）Photo Courtesy of UFC