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【巌流島】65歳達人と果し合いした岩倉「ルールの盲点をつく」

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2016/03/22(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

蟷螂拳(とうろうけん=通称カマキリ拳法)の使い手、瀬戸信介(左)は柔術の岩倉豪(右)と対戦

 3月25日(金)東京・TDCホールで開催される『巌流島 STARTING OVER 公開検証3』にて、“カマキリ拳法の使い手”瀬戸信介と対戦する柔術家・岩倉豪のコメントが主催者を通じて届いた。

 岩倉は2006年に合気道の達人を自称していた柳龍拳とガチンコ試合を行い、柳龍拳の前歯を折ってKOした男。この試合映像は動画サイトで話題となり、再生回数は400万回を超えた。

 元々は、岩倉が格闘技を教えていた人物と柳龍拳が揉め、その仲裁に入ったところ「やらざるをえない状況になってしまった」のだという。

 当時65歳の老人を本気で殴るのはいかがなものかとの批判の声もあったが、「それは終わったから言えることであって、あの時の僕には柳龍拳が何者か分かっていないわけですから、必死ですよ。柳さんは他に公開で試合をしていなかったから情報がなかったし、本物の達人の可能性もあったわけで。それにものすごい緊張感の中でやった決闘だったので、相手がいったい何をしてくるか分からなかった。」から短期決戦に出た、と語る。

 また、「柳龍拳さんの地元の北海道に乗りこんでいったわけで、完全なるアウェイでしたからね。勝ったとしても、その後にみんなに囲まれてボコボコにされるんじゃないか、というくらいの異様な雰囲気はありましたよ」と当時の異様な状況を振り返った。この決闘の反響が大きすぎたため、当時いた道場にもいられなくなったという。

 しかし岩倉は、「これだけは伝えたいんです。皆さんが言うように柳龍拳は偽物かもしれません。でも武人として果たし合いの場に出てきたわけですよ。そういう意味で、柳龍拳は武道家としては本物だと僕は思っています」と相手を称えた。

 今回の対戦相手・瀬戸については、「人づてにとにかく身体能力が高いと聞いていますので、そこは脅威ですね」と評し、「はっきり言って、巌流島のルールで柔術家が戦うなんて無謀ですよ(笑)。寝技が使えないルールで柔術家にどう戦えというんだ」と自ら“不利”宣言。

 だが岩倉は「実はひとつだけ方法があるんですよ。そんな状況でも、これが決まれば勝てるという秘策がひとつだけある。巌流島のルールの盲点をつく秘策が。その作戦がうまくはまれば勝てます」と予告した。

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