2016/04/01（金）UP
（最終更新：2016/04/01 20:23）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

リザーブマッチからトーナメント本戦に繰り上げ出場となり、明戸（右）と早くも再戦の機会がめぐってきた島野（左）

　4月24日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～－60kg日本代表決定トーナメント』の記者会見が、1日（金）都内にて行われた。

　K-1-60kg日本代表決定トーナメント1回戦で明戸仁志（K-1ジムEBISU小比類巻道場）との対戦が決まっていた大沢文也（TANG TANG FIGHT CLUB）が、負傷のため欠場。代わってリザーブマッチ出場の島野浩太朗（菅原道場）が繰り上がりで明戸と1回戦で対戦する。

今年2月のKrushで対戦した時には、島野が先にダウンを奪うも明戸がダウンを奪い返した

　両者は今年2月のKrushで対戦し、ダウンの応酬の末に延長Rで明戸が勝利。この試合はトーナメント出場選手の選考試合として行われ、明戸が出場権を手にしたという経緯がある。

　島野が今回繰り上がりとなったのは、リザーブマッチの赤コーナー側の選手に優先権があることと、「島野選手は2月に倒し倒されの試合を見せ、K-1向きのファイターであることが大きな選考理由」（前田憲作K-1プロデューサー）とのこと。

　思わぬチャンスを手にした島野は「まさかが来たか、と思いました。本当にチャンスです。しっかり気持ちを作って4月は盛り上がる大会になるための貢献が出来るように準備したい」と挨拶。

　リベンジマッチを受ける立場となった明戸は、「急に島野選手と再戦することになりました。2月は勝っていますがギリギリの試合でした。島野選手はパンチと体幹が強いので、全く油断はしていません。全力で倒しに行きます」と、油断せずに返り討ちにする構え。

「なるべく早いラウンドで決まるのがいい。2月はお互いにKO決着になると思っていましたが、延長までもつれてしかも判定決着になったので、1RからKOするつもりで試合をします」と宣言した明戸に対し、島野は「簡単に倒せるとは思っていません。3Rギリギリまでもつれると思うので、早期KOもあるとは思いますが後半にきっちりと倒したい」と後半勝負になると語った。