2016/04/15（金）UP
（最終更新：2016/04/17 01:57）

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

対談を行った梅野（左）と羅紗陀（右）。羅紗陀は5月8日、梅野は8月7日にヤスユキと対戦する

　5月8日（日）東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2016 2nd』にて、約2年3カ月ぶりの復帰戦を行う元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー＆ライト級王者・羅紗陀（らしゃた/キングジム）。

　試合を前に、交流があるWBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治（PHOENIX）がキングジムを訪れて行われたスペシャル対談の模様が、主催者を通じて届いた。

2年3カ月ぶりの復帰戦にして強敵を迎える羅紗陀

　両者の共通点として、元NJKFバンタム級1位・童子丸にキックボクシングを手ほどきしてもらったことをあげ（童子丸はキングジム所属だったが、引退後はPHOENIXでコーチを務めていた）、羅紗陀は「今も練習に対しての気持ちや姿勢で押川さん（童子丸の本名）を超える人は見たことがなくて。これは会長やコーチもみんな言うんですが、今までキングジムの中で練習の姿勢や集中力が1番の選手だった、と。短時間でも凄く集中してバンバンやって、もう目の色が全然違っていました。だから今でも自分は目標にしています」と、尊敬する選手だという。

　梅野はデビューして間もない頃にキングジムへ出稽古に訪れたことがあると言うが、両選手とも「スパーのためだけに1日を使いたくない」と、出稽古は好きじゃないと口をそろえた。

　そして、今回の羅紗陀の対戦相手であり、梅野も8月7日（日）東京・大田区総合体育館で開催される『REBELS』にて対戦が決定しているヤスユキについて、両者は次のように語った（対談から抜粋）。

羅紗陀　ヤスユキ選手は相手の光を消すじゃないですけれど、きっと見た目以上にやり辛いし、体も柔らかくて冷静で、今は自分の中でいろいろ作戦を立てています。

NJKFにもたびたび参戦している梅野は羅紗陀勝利を予想

梅野　無理に倒しに行かないで普通にやれば、羅紗陀選手が勝つと思います。僕は羅紗陀選手は凄く強いと思っているので。攻撃も一発一発が凄く重くてスタミナもあるし、ヤスユキ選手は他の日本人選手と比べると動きが柔らかくて回り込んだりもするし、相手をよく見て戦ってはいるけれど、タイ式で見れば特別テクニックがある訳ではないです。ただ、あの選手は無理に攻めてこないのでやりにくさはあるかもしれません。でも僕は羅紗陀選手はパンチのパワーも絶対勝っているし、ミドルの蹴り合いでも組んでも別に負けると思わないです。だから焦らなければ結構普通に羅紗陀選手が勝っちゃうと思います。

羅紗陀　ありがとうございます。ヤスユキ選手はいま日本でトップの位置にいると思うし僕は復帰戦ですが、そうですね、普通に勝ちます。

　なお、対談のロングバージョンは4月23日（土）発売の『Fight＆Life』vol.54に掲載される。

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