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【UFC】UFC200のメインにコーミエvsジョーンズ

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2016/04/28(木)UP

王者剥奪&無期限出場停止の処分を経て、約1年3カ月ぶりのリングで勝利した暫定王者ジョーンズ(右)PHOTO=Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)

 7月9日(土・現地時間)ラスベガスにて開催される『UFC200』のメインイベントとして、現UFC世界ライトヘビー級王者ダニエル・コーミエ(アメリカ)と同級暫定王者ジョン・ジョーンズ(アメリカ)によるライトヘビー級タイトルマッチを行うことを主催者が発表した。

 同大会では当初、メインイベントとしてUFCフェザー級王者コナー・マクレガー(アイルランド)対ネイト・ディアス(アメリカ)によるタイトルマッチが用意されていたが、マクレガーの引退騒動により同カードは中止となった。

 UFCの記念すべき200回大会のメインカード消滅という事態であったが、ここへきて、コーミエvsジョーンズという「ライトヘビー級史上、最も待ち望まれていた再戦」と評されたビッグマッチが実現することとなった。

 両者が初めて拳を合わせたのは、昨年1月に開催された『UFC182』での同級タイトルマッチ。当時すでに7度の王座防衛を果たし絶対王者として君臨していたジョーンズに、無敗の挑戦者としてコーミエが挑んだ。試合は判定3-0でジョーンズが勝利し、8度目の防衛に成功。コーミエはキャリア初の黒星となった。

 しかし、その3カ月後、ジョーンズは車の当て逃げ事故を起こし、さらに車(レンタカー)からはマリファナの吸引器が発見され、保釈後にタイトル剥奪と無期限出場停止の処分を受けた。この処分により空位となった王座を『UFC187』でコーミエとアンソニー・ジョンソン(アメリカ)が争い、コーミエがベルトを手にしていた。

 その後、4月23日(土・現地時間)に行われた『UFC197』でジョーンズの復帰が決まり、さらにその対戦相手が現王者コーミエであったことから、ようやく待ち望んだ再戦の実現かに見えたが、コーミエが負傷により欠場。ジョーンズは、コーミエの代役として出場した同級6位オヴィンス・サン・プルー(アメリカ)と暫定王座決定戦を行い、判定で勝利した。

 コーミエとジョーンズはこれまでもツイッター上で舌戦を繰り広げたり、会見で乱闘騒ぎを起こしたりするなど、リング外でも火花を散らす。

 UFCの200回大会という記念すべき大舞台で、激しいライバル関係に決着をつけるときが来た。

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