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【ムエタイ】伝説の強豪が殿堂で大会を開催

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2016/05/09(月)UP

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日本でもその名を知られるスカボロスキーがタイで大会のプロモートを手がける

 5月27日(金・現地時間)タイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムにて、ジャン・スカボロスキーがプロモーターとなって大会を開催することが分かった。

 スカボロスキーはフランス人ムエタイ選手で、タイを主戦場にして活躍。現役当時、ムエタイランカーを相手に試合を行い、外国人ムエタイ選手としては史上最高の戦績をあげた選手として知られる。2005年9月には、香港のクイーンエリザベススタジアムにてブアカーオ・バンチャメークとS-1世界スーパーウェルター級王座を争ったことも。

 そのスカボロスキーは現在、プロモーターとしてムエタイのトップ選手たちをフランスへ招聘してムエタイ大会『BEST OF SIAM』を開催している。今回はその『BEST OF SIAM』が満を持してムエタイの本場タイにある二大殿堂のひとつ、ラジャダムナンスタジアム(もうひとつはルンピニースタジアム)へ進出。通常ラジャダムナンでは興行が開催されていない金曜日に特別興行として行われる。

 特別興行にふさわしく、その内容はラジャダムナンスタジアムのタイトルマッチが3試合、WBCムエタイのタイトルマッチが3試合も行われるほか、5月2日に3年連続のムエタイMVP選手であるパンパヤック・ヂットムアンノンを破り、実質No.1ムエタイ選手となったセンマニー・ソー.ティアンポーも出場することから、タイでも今から話題になっているという。

ムエタイ留学生リュータロー(右)はナチャノン(左)と対戦

 また、単身タイ・イングラムジムに寄宿しながらタイのインターナショナルスクールに留学している日本人選手、リュータロー・イングラムジム(内田龍太郎/横浜出身)が大抜擢され出場する。リュータローはタイでプロデビューし、5戦5勝(3KO)と全勝中。4月1日に開催されたタイ国王女生誕記念興行にも出場、タイ人選手をヒザの攻防で圧倒し、3RTKO勝利を収めている弱冠17歳の新鋭だ。6勝目を目指し、現在、勉学と共に猛練習に励んでいる。

情報提供/イングラムスポーツ 

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