2016/05/12（木）UP
（最終更新：2016/05/13 16:28）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

REALに初参戦の初代ZSTライト級王者・小谷直之

　6月12日（日）東京・TDCホールでの開催が決まった『REAL 5』の記者会見が、5月12日（木）東京都内で行われた。

　今大会から開幕するライト級（66.3～70.8kg）8人トーナメントのエントリー選手5名が発表となった。これまで行われてきたフェザー級（61.7～66.3kg）、スーパーライト級（70.2～74.2kg）、ヘビー級のトーナメント同様、様々な国から選手を招聘する。

　日本からは初代ZSTライト級王者・小谷直之（ロデオスタイル）、初代DEEPミドル級王者・上山龍紀（U-Spirit Japan町田）、小金翔（フリー）の3選手の参戦が決定。

ライト級トーナメントに参戦する（左から）小谷直之、上山龍紀、小金翔

　5度のUFC参戦経験があり、REAL初参戦となる小谷は「優勝目指して頑張ります。UFCで負けて当分は（試合を）止めようと思いましたが、僕はこれしかできません。日本で出られる団体があれば、もがいてみようと思います。勝ち続けていき、また大きな大会に出たい」と意気込みを語った。

　キルギスから来襲するアフマト・アフメドフは、空道をベースに持ち2014年ロシアンカップ、モスクワ選手権を制覇。中欧アジア特有の腕力（かいなぢから）を持ち、今回がMMAデビュー戦となる。未知の強豪を発掘するREALが自信を持って送り出す選手だという。

　ウクライナからはディミトリー・パルプチェンコが参戦。今大会で行われるフェザー級トーナメント準決勝に出場するウラディスラフ・パルブチェンコの双子の兄であり、ウラディスラフと同じくコンバットサンボがベース。MMA戦績はデビュー以来、無傷の9連勝しており、ウラディスラフ以上の優秀な戦績を持つ。強烈な打撃と極めの強さでトーナメントの台風の目となるか。

　なお、残る3名については最終調整中、近日中に発表となる、また、REALヘビー級王座決定トーナメント準決勝入りを決めている優勝候補のグレコローマンレスリング2013年世界選手権120kg級金メダル、2010年世界選手権96kg級金メダルのアミル・アリアックバリは今大会の出場も不可能に。10月に開催予定の『REAL 6』でカルロス・トヨタ（ブラジル）と準決勝で対戦する。