【UFC】ワイドマン欠場、代役ビスピンが王座戦へ
6月4日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される『UFC 199』の変更対戦カードが発表された。
メインイベントのUFC世界ミドル級タイトルマッチで、元同級王者クリス・ワイドマン(アメリカ)が現王者ルーク・ロックホールド(アメリカ)に挑戦する予定であったが、ワイドマンがトレーニング中の怪我により欠場。これを受けて、同級4位のマイケル・ビスピン(イギリス)がロックホールドとのタイトルマッチに臨むことが決定した。
大会まで約2週間と迫ったところでオファーを受けたビスピン。自身のツイッターを通じ「2週間前の連絡だが、やってやろうじゃないか!」と意気込みを伝えている。
日本の古流柔術とキックボクシングをベースに持つビスピンは、2006年からUFCに参戦しているベテラン選手で、秋山成勲やデニス・カーンといったファイターを破っている。現在も3連勝中と好調で、直近の試合となる2月大会では、10度の最多防衛記録と16連勝の最多連勝記録を保持する元“絶対王者”アンデウソン・シウバを下し、健在ぶりを証明した。
しかし、ビスピンは今回対戦する王者ロックホールドとは2014年8月に一度対戦し、2Rで一本負けを喫している。ブラジリアン柔術黒帯の高いサブミッション技術を武器とするロックホールドは、ホナウド・ジャカレイやリョート・マチダ、当初対戦予定であったワイドマンら強豪から勝利を収めており、攻略は容易ではないだろう。
一度敗れた相手とタイトルマッチという舞台で再戦するチャンスを得たビスピン。短い準備期間ではあるが、リベンジ、そして王座奪取なるか。
<変更対戦カード>
▼UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
ルーク・ロックホールド(アメリカ/UFC世界ミドル級王者)
vs
マイケル・ビスピン(イギリス/同級4位・挑戦者)
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