【RISE】初参戦のREBELS王者・工藤「腕相撲は150戦149敗」
5月29日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 111』にて、優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)と対戦するREBELS55kg級王者・工藤政英(新宿レフティージム)のコメントが主催者を通じて届いた。
RISE初参戦となる工藤。昨年5月、『REBELS.36』にて行われたREBELS55kg級タイトルマッチで大出剛生を判定で下し、自身初の王座を獲得。4月3日の『REBELS.42』ではRISEバンタム級ランカーの宮崎就斗を相手に防衛戦を行い、工藤は1Rにダウンを奪われながらも、得意のボディブローで宮崎を3RにKOし、初防衛に成功した。
今回対戦する優吾の印象について、工藤は「めちゃくちゃキレイにパンチも蹴りも出来て。オールラウンダーですし、打ち方もキレイなので。若いのにすげーなと思って。僕と正反対って感じですね」と高く評価している様子。しかし、自身の対戦相手としては「ああいうキレイなタイプは僕の中では得意だと思いますね。サウスポーなのでボディは打ちやすいですね」と、優吾攻略に向け自信を見せる。
相手のスタミナを削りながら出すボディブローを得意とする工藤だが、意外にも腕力は「本当に無い」という。「握力も23kgで女子の平均以下なんですよ。腕相撲は女の子にすら勝ったこと無く、150戦149敗ぐらいです」と打ち明けるほどだ。
また、豊富な練習量に裏打ちされたスタミナやフィジカルも工藤の持ち味であるが、本人は「フィジカルが凄いみたいなことを格闘技関係の方から言われるんですけど、実際は真逆でランニングも遅くて。なぜそんなフィジカル売りになっちゃったのか自分でも不思議なくらいですね」と話す。
そんな工藤だが、パンチの打ち方にはこだわりがあるようだ。周りからもパンチが重いと言われるといい、その秘訣について「打ち方ですかね。結構こだわって打ってます。グシャグシャ(自身の戦い方についての表現)の中でも一応改良して力が伝わりやすいような打ち方はしてるつもりです」と明かす。自らの模範選手に世界最速で3階級制覇を成し遂げたボクサーの井岡一翔の名を挙げるところにも、工藤のパンチへのこだわりが見える。
今回初出場となるRISEのリングについて「昔から凄い好きで見に行ったりした」と話す工藤。「初参戦なのでインパクトを残す。ボディブローをキックの選手で打つ人は少ないので、ボディで派手に会場に炸裂音を残せるようにと思ってます」と、得意技での勝利を予告した。
果たして工藤はこだわりのパンチと得意技のボディブローで、初参戦・初勝利を上げることができるか。
●編集部おススメ記事
・工藤が初防衛、挑戦者・宮崎をボディー連打でKO葬
・19歳の新鋭・優吾、目指すは打倒・那須川天心
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】