【UFC】アリスター、ヘビー級王座挑戦が決定
9月10日(土・現地時間)アメリカ・オハイオ州クリーブランドのクイックン・ローンズ・アリーナにて開催される総合格闘技イベント『UFC 203』の対戦カードが発表された。
5月14日にブラジル・パラナ州クリチバで開催された『UFC 198』ヘビー級タイトルマッチにて、ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)をKOで下し、新王者に輝いたスティペ・ミオシッチ(アメリカ)が初の防衛戦を迎える。
その挑戦者はStrikeforceやK-1を制し、現在UFCヘビー級3位の位置に付ける”ダッチ・サイクロン”(オランダの竜巻)ことアリスター・オーフレイム(オランダ)に決定した。
現在4連勝中と好調のアリスター。5月9日にオランダで開催された『UFC FIGHT NIGHT』の勝利後インタビューでは「オランダのみんな、10月にベルトは俺たちのものになる。そして来年はアムステルダム・アリーナで防衛戦をやろうじゃないか」と王座奪取宣言。
さらにその5日後にミオシッチが新王座に就くや否や、自身のInstagram(写真共有サービス)を通じ「おい、スティペ(ミオシッチ)!次はお前だ」と挑戦状を叩き付けており、早くもそのアピールが実った格好だ。
アリスターは長い手足から繰り出す強烈な打撃を武器に、2010年のK-1世界ヘビー級トーナメントを制覇。準決勝では当時”K-1ヘビー級最速”と呼ばれるスピードを持つグーカン・サキをミドルキック、決勝ではK-1を3度制覇したピーター・アーツをパンチで、それぞれわずか1RでKOし、その力を証明した。
一方、迎え撃つ王者ミオシッチも、アメリカで最大権威のアマチュアボクシング大会『ゴールデングローブ』で優勝した実績を持つハードパンチャー。MMA戦績15勝中、11勝が打撃によるKO・TKO勝ちによるもので、アリスターと同じくK-1で活躍したマーク・ハントとも激しい殴り合いを見せ、最終5RにTKO勝ちを収めている。
強烈な打撃を武器とする両者の一戦は、KO必至の打撃戦が期待できる。アリスターがミルコ・クロコップもハントも成し遂げていない史上初のUFC&K-1王者になるか。それともミオシッチが地元オハイオ州での凱旋試合を勝利で飾り、初防衛を果たすことになるか。
▼UFCヘビー級タイトルマッチ 5分5R
スティペ・ミオシッチ(アメリカ/同級王者)
vs
アリスター・オーフレイム(オランダ/同級3位・挑戦者)
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